ブラックジャックマルチハンド（blackjack multi-hand）

更新日：2025年5月16日｜筆者：宮本涼太 元ライブカジノディーラー

ブラックジャックマルチハンドとは、プレイヤーが一度に複数のハンドでプレイすることができる、ブラックジャックゲームです。

一般的なブラックジャックでは、プレイヤーは１つのハンドでプレイしますが、このブラックジャックマルチハンドでは、１回のゲームで２つ以上のハンドを同時にプレイすることができます。

ブラックジャックマルチハンドがおすすめな人

• ブラックジャックに慣れてきて遊び方を工夫したい
• もっと戦略的にブラックジャックで遊びたい
• リスクを分散してプレイしたい
• 自分の力で悪い状況を打開したい

宮本涼太

よくブラックジャックをプレイする筆者の宮本もマルチハンドを使う機会は多く、経験が浅いプレイヤーでも使いやすい攻略法です。僕自身の実体験を基にメリットやデメリットをまとめたので、ハンドを増やし勝率を上げる方法を知りたい方はぜひご覧ください！

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一般的なブラックジャックとブラックジャックマルチハンドの違い

ブラックジャックマルチハンドの特徴は１ゲームで複数のハンドを賭けることで、これが一般的なブラックジャックとの最大の違いです。

２〜５箇所に賭けることができますが、それぞれのベットに資金が必要になります。

一般的なブラックジャックとマルチハンドの違いはこれだけで、ルールや遊び方など全て同じです。

⬇️【ブラックジャックルールを知りたい方はこちら】⬇️

ブラックジャックのルールをプロが解説

ブラックジャックマルチハンドでプレイするメリット

ブラックジャックマルチハンドのメリットは大きく３つあります。

• 戦略
• リスクとリターン
• 資金管理

では、この３つのメリットは具体的にどういうことなのかマルチハンドのヘビーユーザーである筆者が詳しく紹介します。

戦略｜マルチハンドでゲームの流れを変える

ブラックジャックはカードをシャッフルする時点で、カードが出る順番が既に決まります。

ハンドの数を増やしたり減らしたりすることで、自分とディーラーのカードにズレを生じさせることができるので、悪い流れでも運気を変えることができます。

例えば、２ハンドでプレイしていて連敗してしまったり、ディーラーにいいカードが配られている時は３ハンドに増やすことで流れが変わるかもしれません。

ハンドの数を増やしたり、減らしたりすることでゲームの流れを変えることができるのはプレイヤーにとってメリットです。

【参考記事】ブラックジャックの攻略法を一覧でチェック

リスクとリターン｜ハンドを増やし勝率を上げる

ブラックジャックはアクション選択も重要ですが、そもそも最初の2枚のカードが強ければ、アクションに悩む必要もありません。

１ハンドでプレイするより複数のハンドでプレイする方が強いハンドを獲得できる可能性が高まります。

仮に賭けたハンドが１２〜１６のような良くないハンドであっても、１つはディーラーのバーストを狙ってスタンド、もう１つはヒットで勝負してみるなどリスクとリターンを調整しやすいのもマルチハンドのメリットの１つです。

資金管理｜賭け金を分散

１５ドルを１つのハンドに賭けて負けたら１５ドルの損失になりますが、５ドルずつ３ハンドに賭けておけば１ハンドでも勝った場合、損失を５ドルに抑えることができます。

２ハンド勝てば５ドルの利益になるので、同じ賭け金でもマルチハンドにすることで賭け金を分散しながら勝負できます。

ハンドが良ければ、全てのハンドで勝利することができるので、賭け金を分散しても大勝利の可能性は十分にあります。

ブラックジャックマルチハンドでプレイするデメリット

マルチハンドをプレイする場合、デメリットも存在します。

プレイする前になにが、なぜデメリットなのかを把握してデメリットに対するリスク管理にも備えておきましょう。

マルチハンドはブラックジャックで使える有効な戦略の１つですが、無理にマルチハンドでプレイするのではなく、自分の資金に見合った賭け金を設定することが大切です。

ハンド全敗の可能性もあり得る

複数のハンドに賭けたとしてもディーラーのハンドが強いと全てのハンドが負けになってしまうこともあります。

最も厄介なのがディーラーにブラックジャックが成立した時です。

アクション選択の余地があれば、複数ハンドのメリットを活かして調整しながらアクションを選択できますが、ディーラーにブラックジャックが成立すると、即負けになってしまうので、マルチハンドの長所を活かすことはできません。

【関連記事】ブラックジャックで勝てない人必見勝つための行動を解説

１つ１つのハンドの配当が小さくなる

１つのハンドに１５ドルを賭けて勝てば＋１５ドルですが、３つのハンドに５ドルずつで勝負して２ハンド勝てば＋５ドルでと勝ったハンド数が多くても賭け金を分散した分、利益は小さくなります。

リスクを分散するということは賞金額の期待値も下げることになってしまうので、高額配当を狙うプレイヤーにとってはデメリットとなってしまうでしょう。

もちろん、３ハンド全てに１５ドルを賭けるという方法もあり、高額配当には期待できますが、リスクの分散と期待値のバランスという面では不安定です。

ブラックジャックマルチハンドの例を紹介

オンラインカジノではテーブルゲームのブラックジャックマルチハンドが複数のプロバイダーから配信されており、ゲームのルールや流れは同じですが、ベット金額やサイドベットなどが異なります。

ライブカジノとして遊べるライブブラックジャックでも複数ハンドに賭けることができるので、ゲームタイトルは違いますが、マルチハンドとしてプレイすることが可能です。

オンカジで配信されているブラックジャックマルチハンドテーブルをいくつか紹介します。

Multihand Blackjack（Pragmatic Play）

プラグマティックプレイが配信しているマルチハンドブラックジャックはテーブルゲームとしてプレイできるブラックジャックで、他のプレイヤーはいない自分だけがプレイするテーブルで１〜３ハンド賭けることができます。

ベット可能な金額は１〜１００ドルで、それぞれのハンドに異なる金額をベットすることもできるので、ベット金額に差をつけてマルチハンドでプレイする戦略も有効です。

特別な機能などはありませんが、マルチハンドでブラックジャックをプレイするにはシンプルで遊びやすいゲームです。

Multihand Blackjack PRO（BGAMING）

BGAMINGからリリースされているマルチハンドブラックジャックプロも１〜３ハンドを賭けることができるテーブルゲームです。

ベット金額は１〜１００ドルとハイローラーには少し物足りない印象ですが、最初に配られるカードがJだった場合やスペードのJのペアで最大１００倍配当が実現するサイドベットも搭載されているので、一攫千金も実現できます。

マルチハンドでサイドベットにも賭ければ、高額配当獲得のチャンスも広がります。

ライブブラックジャック

ライブブラックジャックに『マルチハンドブラックジャック』というゲームはありませんが、通常のライブブラックジャックで複数ハンドを賭けることができるので、マルチハンドとしてプレイできます。

他のプレイヤーも同じテーブルでプレイしていることがあるので、取れるハンド数に関してはテーブルの空き状況によりますが、最大７ハンドまでベット可能です。

ベット額やサイドベットに関してはプレイするテーブルによって異なりますが、マルチハンドでプレイする場合、全て同じ金額を賭けなければいけないテーブルもあります。

他のプレイヤーもいる場合、自分がハンドの数を増減するだけでなく、あえて１ゲームプレイしないことでゲームの流れを変えるという戦略も有効です。

ブラックジャックマルチハンドを実践してみた

僕自身、ブラックジャックが１番好きなゲームで、ライブブラックジャックをよくプレイしますが、今回はプラグマティックプレイ社のマルチハンドブラックジャック（テーブルゲーム）をプレイしてみました。

最大３ハンドまで賭けられるシンプルで無駄のないゲームで、ハンドごとに異なる金額をベットすることができるので、３ハンドに［１０・２５・１０］ドルを賭けてみました。

イニシャルカードは左から『１６/２０/１１』で、１６はヒットした結果バーストしてしまいましたが、２０はスタンド、１１はダブルダウンで１７、そしてディーラーがバーストしたことにより３５ドルの利益を獲得できました。

今回は運良く大きく賭けているハンドに良いカードがきましたが、「そっちじゃない…」ということもよくあります（笑）

今日はツイテいるかもしれないのでもう１ゲーム同じ形でベットしてみます。

最初のハンドはイマイチですが、上手くヒットしながら３つ全てのハンドが２０になりました。

ディーラーのカードは９なので１０で出れば１９で３ハンド全て勝利でしたが、まさかのAでハンドは２０。

全てプッシュに終わってしまいました。

それでも２戦で３５ドルの利益を獲得することに成功しました！！

マルチハンドを使うと、最初のハンドがイマイチでも戦略的なアクション選択ができるので、勝率も上がり、ゲーム性も向上します。

ブラックジャックに慣れてきたら初心者でもブラックジャックマルチハンドがプレイできるので、ぜひチャレンジしてみてください。

ブラックジャックマルチハンドが遊べるオンラインカジノ

ブラックジャックマルチハンドが遊べるおすすめオンラインカジノサイトをまとめました！

それぞれのブランドで遊べるテーブル数や賭け金、対応通貨も表にしているので、マルチハンドブラックジャックをプレイする前に自分に合ったブランド選びをしましょう。

ここで紹介しているサイトはいずれも信頼できるおすすめ日本のオンラインカジノなので、安心して利用できます。

コニベット/Konibet

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コニベットでは３種類のマルチハンドブラックジャックテーブルゲームが配信されています。

この記事で紹介した２つのテーブルゲーム＋Multihand Blackjackというシンプルな１〜３ハンドのゲームで、それぞれのテーブルに大きな違いはないので、基本的にはどれをプレイしてもマルチハンドを楽しめます。

サイドベットで高額配当を狙いたい時はマルチハンドブラックジャックプロがおすすめです。

遊雅堂/YUUGADO

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遊雅堂で遊べるテーブルゲームのブラックジャックマルチハンドは１テーブルのみですが、ライブカジノのブラックジャックでもマルチハンドでのプレイが可能です。

１ドルから賭けられるので、３箇所賭けても１ゲーム３ドルから遊ぶことができる気軽さが魅力でもあるので、経験が浅いプレイヤーでも試す程度にプレイしてみてください。

カジノスカイ/Casino Sky

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カジノスカイもテーブルゲームとして遊べるマルチハンドブラックジャックテーブルは１つのみですが、日本円で遊べるので、資金管理がしやすいというメリットがあります。

最低ベット額は１２５円〜なので、賭けやすい金額でハンドを増減させながら流れを掴んで勝率アップを狙ってみてください。

ベラジョンカジノ/Vera&John

Vera and John 4.9 rating

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ボーナスをもらう ベラジョンカジノ レビュー

知名度が高く信頼できるベラジョンカジノでもブラックジャックマルチハンドがプレイできます。

テーブルゲームのマルチハンドブラックジャックに加え、ライブブラックジャックでもマルチハンドに賭けることができるので、好みに合わせて複数ハンドのブラックジャックプレイを楽しんでください。

カジ旅/Casitabi

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ボーナスをもらう カジ旅 レビュー

世界初のRPG型オンラインカジノとして注目を集めるカジ旅でもマルチハンドブラックジャックが採用されており、テーブルゲームもライブカジノにも対応しています。

まずはテーブルゲームから始めてみるのがおすすめですが、慣れてきたらぜひライブカジノのブラックジャックでもマルチハンドに挑戦してみてください。

まとめ｜ブラックジャックマルチハンドは必勝法にもなり得る

ブラックジャックマルチハンドはテーブルゲームとして遊べるオンカジのブラックジャックゲームですが、ライブカジノで活用することで必勝法にもなります。

僕もブラックジャックをプレイする時はマルチハンドを使ってプレイすることが多く、戦略的に勝負できるので、みなさんにもおすすめしたい方法の１つです。

１度もブラックジャックをプレイしたことがないという方には少し早いかもしれませんが、プレイ経験がある方や慣れている方、基本を押さえている方であればマルチハンドは有効です。

マルチハンドでも基本的なブラックジャック戦略（ベーシックストラテジー）を守ることが重要です。

まずは低額で賭け金とリスクを分散させてチャレンジしてみてください。

よくある質問