ブックメーカーの歴史イギリス発祥からオンライン化までの進化を年表で解説2024 年

Q: ブックメーカーは現在でも競馬に対応していますか？

誕生当初と同じように ブックメーカー競馬 は現在でも大人気の競技の一つです。

ブックメーカーの歴史はイギリスから始まりました。

スポーツに関する新しいギャンブルとして、遡ること300年以上前の1700年代に誕生したとされています。

この記事では、スポーツベッティングの生誕からオンライン化された現在までの歴史や各国の市場規模、これからのブックメーカーの未来像などを詳しく解説していきます。

ブックメーカー誕生から現在までの歴史とは？【年表】

ブックメーカーの歴史

ブックメーカーは、英国のニューマーケット競馬場にてハリー・オグデン氏が競馬レースの出走馬に順位を付けて賭けに参加する人を募集したところから始まったとされています。

その後は世界に浸透し、ウィリアムヒルや、遊雅堂スポーツなどのサイトがオンライン化の波に乗り、現在ではトップレベルのギャンブルに成長しました。

スポーツの勝敗に賭けて楽しむブックメーカーの歴史を年表で見てみましょう！

年号	歴史内容
1700年代	イギリスにて馬レースへの賭けが行われる
1800年代初頭	馬レース賭けの概念が確立
1800年代中期	馬レースの賭けの対するオッズなどが提供される
1800年代後期	ブックメーカーの役割が確立する
1900年代初頭	イギリスとアイルランドでブックメーカー業が流行る
1900年代中期	テクノロジーの発達により電話や電報での遠隔賭けが可能になる
1930年代	アメリカ合衆国で非合法的なブックメーカーが根強く人気となる
1960年代	イギリスにてブックメーカーが合法化になる
1990年代	インターネットの普及によりオンラインブックメーカーが誕生する
2000年代	スマートフォンやタブレットなどからブックメーカーに参加が可能となる

🧡我々が普段何気なく遊んでいるスポーツベッティングには面白い歴史が詰まっています。世界人気スポーツランキングのサッカーやバスケが誕生した際の対象競技だったのでしょうか？

イギリス発祥ブックメーカーの歴史を1700年代から遡ろう！

ブックメーカーの誕生

ブックメーカーの誕生は1700年代にまでさかのぼります。

貴族たちが嗜む馬レースの先着順を予想して楽しむ娯楽がブックメーカーの始まりの一歩だったとされており、イギリスで誕生しました！

1900年代中期にブックメーカーイギリスが国内で合法化されてから、またたくまに拡大したスポーツベッティング産業は、イギリスだけでなく他の欧州やアメリカ、カナダ、日本などのアジアでも人気のオンラインギャンブルとなっています。

競馬レースの賭けをメインとして行われていましたが、オンラインの進歩により世界中の様々な競技が対象となっています。

ブックメーカーは最新の娯楽ギャンブル

ブックメーカーとは、自己資金でスポーツの試合や結果、点数などを予想します。予想が的中した際には賞金や配当を受け取ることができるため、スポーツ観戦しながらお小遣い稼ぎができる新しい娯楽としても知られています。

ブックメーカー競馬や競艇、サッカー、バスケットボール、F1、ラグビー、野球、テニスなど、頭に思い浮かべる競技のほとんどが賭けの対象です。

また、スポーツだけでなく政治やエンターテイメントなども近年では導入されており、アメリカの大統領選やイギリスの王子、アカデミー賞やグラミー賞などがあり、新種のオンラインギャンブルでもあります。

もちろん、日本国内のJリーグサッカーや日本プロ野球、大相撲、ブレイキングダウン、ゴルフツアー、国内競馬などでも楽しむことができます！

歴史あるブックメーカー一覧

日本からもアクセスできるブックメーカーは、古い歴史を持つブランドも存在します。

長い歴史や経験などを持っているサイトはユーザーにも安心感を与えてくれますよね。

ここでは老舗と言われるウィリアムヒルから、歴史あるブックメーカーを一覧で紹介します。

ブックメーカー	誕生年
ウィリアムヒルカジノ	1934年
リリベット	2021年
コニベット	2019年
カジ旅	2015年
カジノミー	2020年
ボンズカジノ	2020年
テッドベット	2022年
ベット365	2001年
ピナクルカジノ	1998年
ルーベット	2019年
ベットウィナー	2018年
ステークカジノ	2017年
ワンバイベット	2007年
カジノエックス	2012年
コンクエスタドール	2021年

ブックメーカーの歴史と共に業界の規模も世界的に変化

ブックメーカーは、世界中で広く浸透し、注目される産業として拡大を続けています。

大手調査会社の国際刑事警察機構（インターポール）の調査によると、世界のブックメーカー市場は約330兆円にまで及んでいるとされています。日本国内の総生産（GDP）である約500兆円と比べるとブックメーカーの規模がどれだけ大きいか分かります。

この300兆円を超える市場規模は合法と非合法の両方が含まれていますが、それにしても物凄い規模感ですね。

スポーツベッティング産業の成長率も凄い

これほどまでの市場が拡大しているブックメーカーは、この数年で物凄い成長率を見せています。

世界におけるスポーツベッティングの成長度は2020年～2025年の間で年率8.6%で成長しているとされています。世界中でオンラインギャンブルの合法化が進んでいることから、さらなる規模拡大が見込まれています。

💛世界のブックメーカー市場は、世界的なロックダウンの際に躍進したとも言われています。大会や試合の延期によりスポーツ市場は規模が半減したものの、オンラインにおけるギャンブルは反比例しました！

イギリスのブックメーカー市場規模や歴史

イギリスのブックメーカー規模

ブックメーカー発祥の地とされているイギリスの市場規模はやはり大きく、20兆円を超えていると推測されています。

かつて店舗型や違法ノミ屋などが流行っていたイギリスですが、インターネットの普及により市場は急成長を果たしています。さらに、国からの合法化によりスポンサーに名乗りを上げる大手企業や投資会社からのバックアップも要因です。

今では、プレミアリーグなどの世界的プロスポーツとのパートナーシップやメインスポンサー、宣伝広告やタイアップなど至る所で目にすることができます。

それほど生活の一部として浸透しており、一般的な娯楽や遊びとして定着しているようです。

アメリカのブックメーカー市場規模

アメリカのブックメーカー規模

スポーツ大国アメリカでも同じようにブックメーカーの市場規模は拡大を続けています。

アメリカ合衆国では長い間、「1992年連邦プロ・アマスポーツ保護法」によりスポーツベッティングが禁止されていました。しかし、2018年の解禁以降次々と合法化する州が誕生し、今では多くの州でブックメーカーが合法化されています。

他の国とは異なり、各州でオンラインカジノやブックメーカーの法律が異なるアメリカが州国では、利用にあたりアクセスする土地のルールに従わなければならないというややこしさもあります。

しかし、ニューヨーク州のクオモ知事が約160億ドルもの財政赤字を埋めるためにオンラインブックメーカーの合法化を推進するなどの動きもあり、アメリカ全土で合法化への支持が集まっています。

さらに2021年3月には、超大手カジノホテルチェーンのシーザーズ・エンターテイメント（Ceasars Entertainment）がイギリスのブックメーカーであるウィリアムヒルカジノ（William Hill）を37億ドルで買収しました。

このM&Aによる動きは、アメリカのオンラインカジノ業界へ大きな影響を与え、今後のブックメーカービジネスを大きく変革させる買収と言われています。

さらに、ジョー・バイデン米国大統領もオンラインゲームやンラインギャンブルへ前向きな支持を出しているようです。

歴史の浅い日本のブックメーカー市場規模

日本のブックメーカー規模

日本でのスポーツベッティング市場はどうなっているでしょうか？

国内ではTOTOやWINNERなどのスポーツくじが公営ギャンブルとして広く知られています。サッカーやバスケの試合結果に賭けられるギャンブルとなっていますが、世界の競技には残念ながら対応していません。

日本での賭博行為が禁止されているため、海外で運営されている合法のブックメーカーであれば問題なくスポーツベッティングを楽しむことができます。

現時点での国内運営のブックメーカーは違法ですが、イギリスのフィナンシャルタイムズ（FT）によると、2024年以降の合法化に向けて取り組んでいると報道されています。

もしこれが実現すれば日本のブックメーカー市場規模は、推定約7兆円にまで膨れ上がると言われているようです。

これが実現すれば、日本のギャンブルであるパチンコや競馬、競輪ギャンブルなどの規模と合算され凄まじい威力を発揮するかもしれません。

ギャンブルの種類	市場規模
パチンコ	約25兆円
競馬	約3兆5,000億円
競輪	約6,000億円
競艇	約1兆5,000億円
オートレース	約700億円
スポーツくじ	約1,000億円

世界のブックメーカーの今後の課題

ブックメーカーの課題

高い成長率を見せるブックメーカーですが、懸念点もいくつかあります。稼げるだけではないギャンブルにおける注意点も見ておきましょう。

ギャンブル依存症の危険性

まずはギャンブルにおける依存症のリスクが挙げられます。娯楽や遊びとして楽しむ反面、行き過ぎた賭け行為や過度な資金追加はギャンブル依存症の原因となり、一部では社会問題に発展しています。

自宅からでも参加ができたり少額でも遊べるため、ついついのめり込んでしまうケースがあります。

せっかくの楽しいブックメーカーがネガティブな方面に進んでしまうこともスポーツベットの課題です。

ブックメーカーの八百長問題

どこの国でもスポーツの八百長問題は起こりえます。これは個人個人のプレイヤーというよりも、多額の資金を投入しているスポンサーや企業に関連しているようです。

ブックメーカーで対象となっている試合には、通常よりも大きなお金が動いています。

そのため、わざと試合で負けたり点を取られたりなどといった八百長やイカサマが起こってしまうケースがあります。このような不正はユーザーの離脱や信用の損失などを伴うため非常にシビアな問題です。

しかし、過去に現実の問題として起こってしまっているため、今後の取り組みが重要となりそうです。

スポーツベットに関する法律

世界ではブックメーカーを合法としている国と違法としている国があります。

日本のように海外のライセンスを所有しているサイトであれば利用可能というよな、グレーゾーン的な見解も多くあります。100%リスクがないというような状態を作り上げるためには、法整備がきちんと行われる必要があります。

スポーツブックの法律やルール、ブックメーカーのライセンス事情などを理解しないままアクセスしてしまえば、違法サイトの利用などに該当してしますケースもあるでしょう。

ユーザーは、プレイするブックメーカーのアクセス場所やサイトの安全性などを今一度再確認するべきだと思います。

世界で人気のある安全性の高いおすすめブックメーカー👑

ブックメーカーの歴史や課題点、各国の市場規模などが理解できましたでしょうか？

ここでは、日本からでもアクセスできる安心のおすすめブックメーカーを紹介していきます！

🏅ステークカジノ｜仮想通貨使用可能

ステークカジノ

ステークカジノはキュラソー政府のライセンスを取得したスポーツブックメーカーです。

バスケットボールやサッカー以外にも様々なスポーツやイベントに賭けることができ、その人気は急上昇中です。さらに、本人確認不要の仮想通貨決済を導入しており、その利便性からも知られています。

初めての入金でもボーナスが提供されているので、これからスポーツベットをスタートしたいと考えている方は、Stake カジノでの賭けを楽しむチャンスです。

基本情報	詳細
サイト名	ステークカジノ
設立年	2017年
ライセンス	キュラソー
運営会社	Medium Rare N.V.
特徴	2段階本人確認で安全

🏅遊雅堂カジノ｜完全日本語対応

遊雅堂

ベラジョンカジノ系列の遊雅堂カジノは、オンラインカジノゲームとスポーツベットの2つが楽しめるブックメーカーです。

日本人のために作られたため、日本語での公式サイト表示と日本人カスタマーサポート対応を導入しています。スポーツベッティング初心者でも安心して利用できるため、安全なブックメーカー利用が実現します。

基本情報	詳細
サイト名	遊雅堂
設立年	2021年
ライセンス	キュラソー
運営会社	Breckenridge Curacao B.V.
特徴	スポーツで使えるフリーベットあり

🏅ワンバイベット｜公営競技も賭けられる

ワンバイベット

欧州で高い人気を誇る1XBETは、日本の公営ギャンブルもベット対象としているブックメーカーです。

国内の競馬や競艇のオッズを細かく提供しており、自宅や外出先からスマホで賭けが可能です。公営競技よりも還元率の高いワンバイベットでブックメーカーを楽しんでみてください。

基本情報	詳細
サイト名	ワンバイベット
設立年	2007年
ライセンス	キュラソー
運営会社	Exinvest Limited
特徴	中央競馬や地方競馬にも対応