オンラインカジノ依存症に注意!ネットカジノやギャンブルがやめられない人の対策
オンラインカジノ依存症に悩んでいる方が増えています。
日本国内で既にプレイヤー数100万人超えと言われているオンラインカジノや公営ギャンブルは、近年人気が拡大している最新の娯楽ですが、ギャンブルの一種であるため、過度な利用による生活への悪影響や依存症なども深刻化しています。
この記事では、いつでもどこでも遊べる魅力的な面白さの裏側にある依存症の詳細を取り上げてみました。
世界で大人気のギャンブルを利用する際に注意しておきたい、オンラインカジノ依存症の対策方法や注意点を紹介していきます。
オンラインカジノの依存症とは?
突然ですが、以下の質問に答えてみてください。
質問 | 回答 |
---|---|
ギャンブルに関して問題を感じたことがある? | はいorいいえ |
ギャンブルを辞めたいが辞められないと感じたことがある? | はいorいいえ |
負けを取り戻そうとして更にギャンブルをしたことがある? | はいorいいえ |
負けているのに勝っていると思い込んだことがある? | はいorいいえ |
ギャンブルに対して周りから指摘されたことがある? | はいorいいえ |
ギャンブルすることに対して罪悪感がある? | はいorいいえ |
ギャンブルのために仕事や学校の時間を割いたことがある? | はいorいいえ |
ギャンブルのために借金をしたことがある? | はいorいいえ |
ギャンブルをしていることを家族や近しい人に隠したことがある? | はいorいいえ |
ギャンブルの資金について夫や妻、パートナーと口論になったことがある? | はいorいいえ |
これはサウスオークス財団(アメリカ)が作成したギャンブル依存症診断ができる「SOGS(サウスオークス・ギャンブリング・スクリーン)」というテストです。
かなり該当するなと感じた場合は、オンラインカジノ依存症の疑いがあります。
「オンラインカジノ依存症」とは、ギャンブルの一種であるインターネット上のカジノにのめり過ぎてしまうことによって引き起こる病気です。
近年、インターネットの発達によりオンライン上で楽しめる娯楽がたくさんあり、ネットカジノもその中の一つとして有名になり、利用者が増えています。
24時間365日遊べる快適さがオンラインカジノの初心者にも人気の理由ですが、リスクも表裏一体です。
簡単にプレーができ、勝てば即出金できるからこそ、ついついハマり過ぎてしまい社会生活に悪い影響が出てしまう悪循環がオンラインカジノ依存症です。
オンラインカジノ依存症になる理由とは
楽しいはずのオンカジが、いつの間にか自分を苦しめてる、、、
オンラインカジノに限らず、ギャンブル依存になってしまう理由は非常にシンプルです。
簡単に楽しめる分、リスクを背負うハードルも低いことに注意です。
いつでもどこでもプレー可能でハマりやすい
オンラインカジノの最大の特徴として、スマートフォンやタブレットを使って場所や時間に捉われずにプレーできることが挙げられます。
カジノといえばラスベガスやマカオなどのイメージが強いですが、技術の発達によって時代は大きく変わり、世界中からアクセス可能なオンカジが誕生しました。
便利になった反面、ハマりやすくなってしまうことが理由の一つとして考えられます。
低い予算で楽しめる
大金を用意せずとも少額でもプレーできるのがオンラインカジノの特徴の1つです。
数十円から利用できるカジノゲームも沢山リリースされているので、資金面のハードルも非常に低くなっています。
しかし、塵も積もれば山となるといったように、いつの間にか負け金が積み重なっていたというようなことも起こりがちです。
アカウントへの入金が簡単にできる
スムーズに決済が完結してしまうこともネットカジノ依存症を引き起こす原因です。
ネットショッピングのように遊びたいときにその場で簡単に入金できてしまうので、利用者はお金を使っている感覚がなくなってしまいます。
特に後払いが出来るオンカジのクレジットカード払いだと、お金が減っている感覚を失ってしまい、さらに危険です。
オンラインカジノ依存症はどんな影響を及ぼすのか
ネットカジノ依存症に陥ると食事や睡眠を忘れて没頭し、健康に悪影響を及ぼすと共に日常の機能が著しく低下することがあります。
さらに、遊ぶ時間を割くために仕事や学校を怠ったり集中できなくなるという悪循環に陥ることも悪影響の一つです。
一度大きく勝つと、「次も勝てるかもしれない」という期待からさらなる賭けに手を出し、結果として借金や最悪の場合、犯罪行為に走ることもあります。
依存症末期になれば、取り返しのつかないことになりかねません。
大きな勝利に期待する気持ちは理解できますが、オンラインカジノはお金を稼ぐ手段ではなく、生活の一部として楽しむべき娯楽です。
楽をして稼ぎたいという射幸心とギャンブルの関係を十分に理解する必要があります。
オンラインカジノの依存症の可能性を感じたら?
ギャンブル依存症になっているかどうかを判断するのは非常に難しいです。
自覚症状がない場合も多いため、定期的に振り返ってみましょう。
オンラインカジノ依存症になりやすい人は?
ギャンブルにハマりやすくオンラインカジノ依存症になりやすい人の特徴を紹介します。
どれくらい自分が該当するかを把握しておきましょう。
- 昔ギャンブルにハマっていた
- 趣味がない
- ビギナーズラックで勝ったことがある
- 金銭的問題を抱えている
- 家庭環境が複雑
- 簡単に稼ぎたい欲がある
- 負けず嫌い
また、バカラ依存症が最も多いと言われるほど危険に陥りやすいバカラ賭博が好きな方も注意が必要です。
自分が依存症になっているかどうかチェックしよう
少しでも依存症の可能性を感じたら、自分自身で確認して見ましょう。
自身のプレー頻度や利用金額、私生活におけるオンラインカジノの割合など客観的な判断をすることがとても大切です。
また周りの声にも耳を傾けて主観だけで動いてしまわないというのも重要です。
専門機関やカウンセリングなどへ相談
自分がギャンブルに没頭していることはあまり周りに知られたくない、、、でも依存症が気になると考えている方は専門機関やカウンセリングに相談してみましょう。
ギャンブルの悩みに関して、誰か話せる相手がいないプレイヤーも多く、依存症が深刻化していくケースもあります。
一人で悩みを抱えずにギャンブル依存症に詳しい専門家を活用してみてください。
有効な解決策や治療法を提供してくれます。
オンラインカジノ依存症になってしまった際の対処法
ギャンブル依存症を治すにはどうしたらいいか?すでにインターネットカジノの依存症に陥ってしまった場合、早急な措置が必要です。
先延ばしにしてしまうと、どんどんと症状が悪化してしまい、危険なケースになりかねません。
身近で簡単に利用できることが長所でもあり、オンラインカジノの注意点であることを理解した上で、以下のポイントをギャンブル依存症対策として参考にしてみて下さい。
オンラインカジノから距離を置く
物理的に距離を置くこともオススメします。
ちょっと見るだけ、とログインしてしまうと過去の楽しい思い出が蘇り遊びたくなってしまうので、一定期間離れましょう。
その間に、他の趣味を見つけてみても良いかもしれません。
サイトを退会する・アカウントを削除する
かなり重度な依存症の場合は、登録しているアカウントを削除したり退会しましょう。
1人1つのアカウント作成が基本原則になるので、削除してしまえば再度作成することはできません。
所有している自分の登録を全て解約して、強制的にオンラインカジノから断つことも対策の一つです。
クレジットカードを解約
利用していた決済方法のクレジットカードなどを解約しましょう。
オンラインカジノの特徴として、簡単に入金ができることが挙げられます。
これにより、お金を使っている感覚が薄れ知らずのうちに費やしてしまうので、利用していた決済手段を無効にすることも効果的です。
ギャンブル依存症対策をしているオンラインカジノサイト
各オンラインカジノサイトでは、ユーザー向けの制限機能が利用可能です。
ログイン回数や入金金額、負け金額など様々な種類で設定することができ、それらに達すると自動的にアカウント停止などが施行されます。
自分でアカウントから設定するか、カスタマーサポートに連絡して対応してもらうことも可能です。
ベラジョンカジノ|自己規制システムとPLAYWISEを導入
大手のベラジョンカジノでは、健全で安心安全なギャンブルができるような環境が配備されています。
自己規制ができるセクションが公式サイト内にあるので、確認してみましょう。
ログインしてアカウントページへ進むと「自己規制」が選択できます。
遊雅堂|依存症対策を助けてくれる支援機関も提供
大手ベラジョンカジノの系列ブランドである遊雅堂カジノは、上記で紹介したベラジョンカジノと同じ自己規制ツールとPLAYWISEを提供しています。
利用方法は同じ手順で使用可能です。
インターカジノ|自己規制による退会後でもアカウント復活が可能
インターカジノもベラジョン系列のオンラインカジノになるので、自己規制ツールは同じものが利用できます。
オンカジサイトでは、基本的に退会してしまうとアカウントの復活が難しいですが、インターカジノでは再開が可能です。
- 設定した制限期限を待つ
- 以前使用していたアカウント情報でログイン
- 登録メールアドレスにアカウント再開手続きのメールが届く
- URLからパスワードを変更
- アカウント再開完了
自身で選べる制限機能一例
プレイヤー自身で選べる内容は下記の通りです。
規制項目 | 内容 |
---|---|
入金制限 | 入金の上限を設ける |
時間制限 | プレイできる時間を制限する |
ロス制限 | 負けた金額でプレイを制限する |
ゲームプレイ制限 | ゲームプレイの続行有無を通知する |
ログイン規制 | 設定した期間はログインできない |
退会する | ベラジョンカジノを退会する |
また、ギャンブル依存症における正しい知識を身に付けられる「PLAYWISE(プレイワイズ)」というものもあります。
これは、依存症に役立つ情報や知識、自己評価テストなどが組み込まれておりプレイヤーが安全にオンラインカジノを楽しめるように設計されています。
自分でテストすることで普段では気づけない現在の状態を確認することが可能です。
また、必要に応じてサポートも受けられるようになっています。
オンラインカジノ依存症を未然に防ぐ方法
危険は承知だけど遊びたいという方は、依存症にならないような防止法を知っておきましょう。
徹底した予算管理
自分自身で資金を設定して遊ぶ習慣を身に付けることが重要です。
仮に勝っても負けても、決めた金額以上は入金しないとルールを守りましょう。
クレジットカードの利用上限を予め下げておくのも、これに付随した対策です。
他に没頭できる趣味を持っておく
オンラインカジノ以外に、熱中できる他の娯楽や趣味を持っておくと良いでしょう。
時間が有り余っていると、どこでもできるオンカジに手を出してしまいます。
少し空いた時間にプレーするくらいで楽しみましょう。
安全なオンラインカジノサイトを利用する
依存症の起こしがちな事象は、出金の待機時間が待てずにプレーしてしまうことです。
怪しいオンカジサイトは、引き出しに時間をかけてユーザーに勝利金を出金させず再度賭けさせることも悪質な手として使われます。
正式で安全なカジノライセンスを取得している運営会社による管理がされているか、予め確認しましょう。
📌こちらもチェック→悪質オンラインカジノの見分け方
家族や友人がネットカジノの依存症になった時の対処法
もし家族がオンラインカジノ依存症に苦しんでいる場合、自分たちだけで解決しようとするのは避けるべきです。
依存症は一種の脳の病気であり、しばしば「否認の病」とも呼ばれます。
多くの場合、本人は自身が病気であることに気づいていないため、家族ですら問題解決が困難な状況です。
感情的に本人を責めたり、助けたい一心でお金を工面したり借金の肩代わりをすることは、逆に症状を悪化させるだけでなく、自分たちの生活にも深刻な影響を及ぼす可能性があります。
厳しいかもしれませんが、まずは専門機関や医療機関に相談しましょう。
お金の援助などもせずに、まずは専門家から支援を受けることが重要です。
依存症対策を支援してくれる機関一例
ギャンブル依存を専門とする支援機関を利用することもできます。
機関名 | 支援内容 |
---|---|
GAMSTOP | ギャンブル関連のウェブサイトやアプリへのアクセスを制限する無料サイト |
GAMCARE | ギャンブル関連の問題に対するサポートやアドバイスを提供 |
gambling therapy | ギャンブル依存者及び家族や友人へのオンラインサポート |
BeGamblingAware | ギャンブル依存の問題と治療に関する情報やツールを提供するチャリティー団体 |
gordon moody | ギャンブル依存者向けに無料の居住治療とリハビリを提供 |
Gambling Anonymous | 依存症による影響を受けた人を支援する |
利用制限システムを独自で用意しているオンラインカジノサイトをいくつか紹介します。
まとめ
オンラインカジノは手軽にプレイできる一方で、依存症になりやすい要素も存在します。
勝ったり負けたりして興奮すると、ついベット額を増やしてしまい、思わぬ金額を使ってしまった経験がある方もいるでしょう。
そういう場合には、マイルールや自己規制機能を活用して資金管理を始めてみることをおすすめします。
もし、この記事を読んで「やばい、自分は依存症かもしれない」と感じた場合は、長期のログイン制限や退会などで一度オンラインカジノから距離を置いてみてください。
それでもオンラインカジノをやりたい気持ちが抑えられない場合は、勇気を出して近くの保健所や精神保健福祉センターに相談してみましょう。
オンラインカジノはあくまで「趣味」の一つであり、生活に支障が出ないよう余裕のある範囲で遊ぶことが長期的に楽しむための秘訣です。
よくある質問
ギャンブル依存症に年齢は関係ありますか?
オンラインカジノ依存症は、年齢に問わず誰でも発症する可能性があります。
オンラインカジノの勝利金で借金返済できた場合は問題ありませんか?
借金の理由にもよりますが、返済をオンラインカジノに頼るのは危険信号です。
オンラインカジノ依存症が治った場合、再度遊べますか?
完治した場合でも、再度起こりうる可能性が十分にあります。
各オンカジサイトにプレー可能か問い合わせてみましょう。
依存症の疑いがある場合、カスタマーサポートに報告する必要がありますか?
義務ではありませんが、自身の身の安全のために連絡をオススメします。
ネットカジノ依存症になりやすい人は、どんな性質を兼ね備えていますか?
勝ちやすい性質ではなく、勝つまで続けてしまう性格を持ち合わせていると言えます。