イギリスのオンラインカジノやギャンブル事情

2021年のEU離脱から数年経過したイギリスでのギャンブル事情は今どうなっているのか気になるところです。

現在の状況や古くからあるギャンブルの歴史を始め、イギリスのカジノライセンスに関する情報や人気のゲーム・スポーツなど余すことなくお伝えします。

※イギリスのカジノやギャンブルの規制は変更になる場合があります。政府や関連機関の最新情報を確認した上でご利用ください。

イギリスのカジノとギャンブルカルチャー

UK Gambling

イギリスはクリケットやサッカー、競馬など多くのスポーツの発祥地であり、昔から娯楽としてスポーツ賭博が生活に溶け込んでいます。

テーブルゲームにおいてもパブにスロットマシンがあるなど庶民の間で大盛り上がりを見せ、時代とともにその姿は変化していきました。

あらゆるギャンブルと深く繋がっているイギリスでは2005年にはTVやラジオでオンラインカジノの宣伝が認められる賭博法が施行されて以降更なる経済成長を遂げています。

ギャンブルの経済効果

イギリスのギャンブル報告書によれば2021年4月〜2022年3月までの総収益は99億ポンド（約1兆6000億円）です。

そのうちオンラインカジノは64億ポンド（約1兆500億円）というすさまじい数値を出しており、ギャンブル産業の約5割以上を占めています。

日本と比べるとその差は歴然で、2022年時点での日本市場規模は約8800億円です。

ギャンブル依存症も同じように比例している傾向にあります。

国民保険サービスの報告書によれば約14万人が依存症の疑いがあり、その平均年齢は11〜16歳と著しく低いと言われています。

イギリスは二大政党制ですが保守党と労働党議員らはギャンブル業界から多くの献金を受けているのもまた事実です。

イギリスが発行しているオンラインカジノライセンス

オンカジ運営には欠かせないものの代表例がライセンスです。

キュラソーやマルタ、マン島など幾つかの国で発行していますが、中でもイギリスのカジノライセンスは非常にハイレベルで取得困難と言われています。

2005年にギャンブル委員会が設立され、政府外公共機関としてギャンブルの監督と規制を行っています。

これによりカジノ運営側及びソフトウェア会社に至るまで不正取引やマネーロンダリング、テロ対策資金調達などを取り締まり、プレイヤー側にも本人確認の義務化がされています。

イギリスで人気のカジノゲーム

イギリスでは昔からパブやコーヒーハウスなど庶民の集まる場所で繰り広げられてきた賭け事なだけに、手軽にみんなでプレイできるカジノゲームが人気のようです。

オンラインスロット

昔からパブによく設置されていたのがフルーツマシン、別名パブマシンとも呼ばれています。

現代ではオンカジで手軽にスロットを回せる時代になりました。

単純なものから落ちゲーまでありとあらゆる機能が備わったスロットがあり、どんどん新機種もリリースされているので尽きることがありません。

オンラインビンゴホール

オンラインビンゴはイギリスで人気のあるギャンブルの一つで、通常のビンゴとほぼ同じゲームです。

1度の開催につき複数のゲームを順番に実施していくことをセッションと呼んでいます。

1セッションは約10以上のゲームで構成されており、セッション前にビンゴのカードパックを買って参加します。

オンカジでは気軽に1ゲームから参加できます。

オンライン宝くじ

最もポピュラーなイギリスのナショナルロッタリーは国営宝くじを指します。

この宝くじがオンラインカジノでも提供されています。

遊び方は通常の宝くじと全く同じです。

好きな数字をいくつか選び、抽選数字と同じであれば配当が貰えます。

公営宝くじと比較すると段違いに高い当選確率と還元率なのでお勧めです。

イギリスで人気のスポーツベッティング

イギリスを筆頭に始まったスポーツベッティングは今や世界中で行われています。

特にオンカジでの人気の理由はデータ解析やライブ配信の提供、セキュリティなど高度な技術が網羅されており、同時に何種目ものスポーツにベットができ、更にはベット方法の豊富さが物語るイノベーションの宝庫です。

サッカー

熱狂的サッカーファンの多いイギリスではあらゆる試合に賭けることができます。

勝敗だけではなく選手個人や前半・後半の得点数など非常に細かいベット方法が提供されています。

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競馬

12世紀頃にイギリスで誕生したスポーツで、国内ではサッカーに次ぐ人気のスポーツとして知られています。

多くのイギリスマーケットのオンカジでは豊富なレースを採用しており、凱旋門賞やJRAなど幅広くベットすることができます。

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ラグビー

約1世紀前からイギリスで始まったスポーツですが今やオセアニアやアジア全体でも人気拡大しています。

2023年の9月にはフランスのW杯があるので各カジノサイトでも大いに盛り上がりを見せることでしょう。

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イギリスから遊べる海外オンラインカジノ

UKでは強烈なスポーツファンが多いため、チャンピオンズリーグ対応ブックメーカーも非常に人気です。

各カジノが打ち出す独自のボーナス類も必見なので上手に運用していきましょう。

🏅ウィリアムヒル｜イギリスの老舗ブックメーカー

williamhill

イギリスのブックメーカーと言えばウィリアムヒルが最も有名です。

スポーツベッティングのサービス提供から始まって以降既に85年以上の運営経歴を数えているイギリス発祥のブックメーカーであり、イギリスのライセンスを取得しています。

現在ではアジア圏にもオフィスを構え、従業員は総勢200名以上抱えてるメガトン企業です。

ウェルカムオファーとしてスポーツ用ボーナス＄100のフリーベット、もしくはカジノ用ボーナス＄300が用意されています。

🏅Play OJO｜数多くの賞を受賞しているサイト

プレイオジョ

賭け条件一切なしのPlay OJOはイギリス企業であり、これまでに数々の賞を受賞しています。

ライセンスはマルタ政府発行なので安全面に関しても全く問題ありません。

初回入金ボーナスとして人気のスロット「Book of Dead」のFS50回分が進呈されます。

イギリスでオンラインカジノに使える決済方法

イギリスのオンラインカジノでは、通常のクレジットカードや仮想通貨の他、普段日本では取扱いのない決済方法が多く存在します。

本人確認必須の方法もあるので日本で作ったカード類などは使えないことがあるので注意しましょう。

PayPal

ペイパル

ペイパルはアカウント登録後にクレジットカードや銀行口座に紐づけして使う電子マネーです。

入出金双方に利用ができ、海外ではとても主流になっている決済方法の一つなのですが日本市場では2021年以降どのカジノも対応していません。

Apple Pay

アップルペイでオンラインカジノ

ApplePayはスマホ決済として大きな市場とユーザー数を持っています。

アップルデバイスからしか利用できませんがオンカジでは徐々に採用率が高くなってきています。

銀行送金

1番スタンダードな方法です。

口座さえあればすぐにでもオンカジがプレイできます。

ただし、銀行口座がイギリス以外の場合は海外事務手数料などが発生する可能性があります。

イギリスの税金支払いについて

イギリスではカジノ運営側は15％の所得税を義務付けていますが、プレイヤーが勝利金を獲得した場合はどんなに高額であろうとも課税対象外です。

その他の地域のオンラインカジノやギャンブル

イギリス以外にも海外で遊べるオンラインカジノが数多くあるので、現在のギャンブル事情や動向をまとめます。

アメリカ

50州ある中、少数の州だけがオンカジプレイを容認している状況です。

しかしながら2020年のパンデミック以降、経済効果を視野に入れておりアメリカのオンカジ推進は各州で進んでいるので今後の動向に期待が持てます。

スウェーデン

複数のギャンブルライセンスを発行しており、自由なオンカジプレイを満喫できます。

不成行為や闇カジ撲滅のためにあらゆるギャンブルに対する支援を政府自身が行っている為、スウェーデンのオンラインカジノは安全性が高いものになっています。

アイルランド

2015年以降、アイルランドのオンラインカジノでは合法的にプレイが認められています。

首都のダブリンにもランドカジノが14施設以上あり、ギャンブルに対する意識は前向きです。

ジブラルタル

オンカジプレイはもちろんのこと、獲得にはとても厳しい条件を課すカジノライセンス発行政府でもあります。

歴史背景として第二次世界大戦による移民救助のために国営宝くじが発端となり、1998年には世界クラスの規制サービスを行い2005年にジブラルタルのオンラインカジノライセンスが許可されています。

ドイツ

ドイツはオンラインカジノが合法化されているヨーロッパの数少ない国の1つです。

これまでに何度かギャンブル法案が改正されてきましたが、2021年に州間条約(ISTG)による修正案が成立し、ドイツの16州全てでオンラインギャンブルが合法化されています。

ただし日本と同様に海外拠点のカジノサイトであることが条件です。

タイ

1935年以降国内賭博法によりタイのオンラインカジノ及び非公認のギャンブル全体が禁止されています。

公認されているのは競馬と宝くじのみです。と言っても密かにタイのオンラインカジノにアクセスしている方はいるようですが、全て自己責任となります。

国民の4割ほどがカジノ解禁に賛成していると言われていますがまだまだ遠い道のりです。

隣国のベトナムやラオスに行けば日本人でも合法的にカジノを楽しめます。

日本

日本市場向けのオンラインカジノはたくさんあり登場していて、日本国内からでもプレイができます。

原則として日本国内で運営している場合は完全に違法になるのであくまでも海外に運営拠点を置くカジノサイトを選んで遊ぶことが重要です。

まとめ

イギリスのカジノ市場の規模や成長傾向は右肩上がりですが、それと同時に若い世代のプレイや異常浪費が社会問題にもなっているので十分に注意しながら遊ぶ必要がありそうです。

よくある質問

日本人はイギリスでオンラインカジノを利用できるの？

各国によってオンラインカジノのルールや規制があります。

特に出金する場合はセキュリティ上、その国に居住しているかどうかなどの本人確認が行われるのでイギリス在住者でなければ難しいでしょう。

UK Gambling Commissionとは？

イギリスの全ギャンブル市場を取り仕切る機関です。

オンラインカジノの運営企業だけにとどまらず、決済方法を提供する金融機関などにもライセンスを発行しています。

ポンド通貨で遊べるの？

イギリス市場向けのオンラインカジノのサイト内通貨はポンドが用意されていることが多いです。

ヨーロッパ圏内で最大のオンカジ市場は？

ヨーロッパは比較的オンカジ認可国が多いですが、その中でもイギリスは最大カジノ市場と言われています。

イギリスが最初のカジノライセンス発行国なの？

カリブ海にあるイギリス加盟国のアンディグア・パークーダという小さな島が世界初のオンカジ運営ライセンスを発行する法律が制定されました。あ

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