ポーランドのカジノやギャンブル事情 最新版 2025 年
更新日:2025年4月23日 松田恵美子 オンラインカジノエキスパート
ポーランドでは政府に公認されたオンラインカジノサイトのみ、合法的利用することができます。
現在ポーランド政府が認めているオンラインカジノサイトは以下の2つのみです。
- Total casino(トータルカジノ)
- Lotto(ロト)
オンラインカジノ以外のギャンブルでは、国内には複数のランドカジノがあり、気軽に賭けが楽しめる環境となっています。
ポーランドに渡航や滞在の予定がある方は、安全にベットを楽しむために、ぜひこの記事で正しい情報を収集しておきましょう。

ヨーロッパは陸路で隣国へ簡単に移動できるのも魅力の1つ。近隣国へ旅行の予定がある方はポーランドのランドカジノも訪れてみてください。
※ポーランドのギャンブルは政府の方針により変更になることがあります。政府機関の情報も合わせてご確認ください。
ポーランドのオンラインカジノは合法的に遊べる
中央ヨーロッパに位置するポーランドでは、政府が公認した「オンラインカジノ」「スポーツベット」「ロトサイト」であれば、合法的に利用することができます。
オンラインカジノと聞いて、皆さんが思い浮かべるようなサイトは、現在のところ「Total Casino」のみとなっています。
こちらの「Lotto」というサイトは、日本でいう宝くじサイトのようなものです。
【関連記事】日本で遊べるオンラインカジノを探す
Total Casinoは最低限のスペックを持つサイト
ポーランド政府が公認しているオンラインカジノサイトはTotal casinoのみです。
「Total casino」にはオンラインカジノ スロットやテーブルゲーム、ライブカジノが採用されていますが、バリエーション豊富とは言い難く、ライブカジノに関しては王道のルーレットやブラックジャックが1〜2種類ずつある程度で、ライブバカラの取り扱いはありません。
テーブルゲームとスロットは、ライブカジノに比べると多くの種類が配信されていますが、一般的なオンラインカジノサイトと比べると必要最低限もしくはそれに満たない程度の内容といった印象です。
日本人に限らず、旅行者の利用は難しい
「Total Casino」の登録には、サイトが定める対象の銀行口座を使った登録か、もしくはヨーロッパのパスポートやIDカード(住民票のようなもの)での登録が求められます。
対象の銀行口座は日本ではあまり馴染みのない欧州を拠点にする銀行となっており、パスポートやIDカードでの登録も現地在住でIDカードが発行されてない限り不可能となります。
そのことから、日本人を含めた旅行者は、ポーランドでオンラインカジノを楽しむことや、政府公認以外の海外 オンラインカジノは利用できないと考えた方が良いでしょう。
ポーランドで遊べるスポーツベットは19サイト
ポーランドにはランドベース(オフライン)でのベッティングを認められたスポーツベットが【7サイト】、オンラインでのベッティングが認められたサイトが【18サイト】存在します。
オフラインとオンラインの両方のライセンスを取得しているサイトや、いずれか一方のみなど、全てを合わせると19のスポーツベットサイトが合法です。
【関連記事】ブックメーカーで遊べるサイトはこちらから
ポーランドのランドカジノ
ポーランドで、旅行者としてオンラインカジノをプレイするのは難しいのが現状ですが、国内に複数あるランドカジノを楽しむことはできます。
日本人であっても、ポーランド旅行のついでにギャンブルを楽しむことができますよ。
ランドカジノによっては、ドレスコードや最低ベット額が異なるので、資金や服装、滞在地域に応じて訪れるランドカジノを選んでみてください。
◆カジノがあるポーランドの主な都市
- Warsaw(ワルシャワ)
- Krakow(クラクフ)
- Katowice(カトヴィツェ)
- Gdańsk(グダンスク)
- Tychy(ティヒ)
- Poznań(ポズナン)
- Konin(コニン)
- Wrocław(ヴロツワフ)
- Łódź(ウッチ)
ポーランドではカジノの賞金に対する税金がない
ポーランドのカジノやスポーツベットで獲得した賞金に対する税金は発生しません。
運営会社には収益の12%の税金を払う義務が定められていますが、プレイヤーに税金の支払い義務はありません。
【参考記事】オンラインカジノの税金について確認する
ポーランド以外の国のカジノ事情
この記事ではポーランドのカジノやブックメーカーなどギャンブル事情について解説しましたが、内容は国や地域によって異なります。
日本とヨーロッパの国のギャンブル事情についてまとめました。
ハンガリー
2013年というわりと早い段階でハンガリーのオンラインカジノは合法化されています。
日本市場で人気のカジノサイトもハンガリーからアクセスできるので非常に利便性があります。
ランドカジノもオンラインカジノ 違法も心配せずに、街中で気軽にカジノゲームを楽しむことができる国です。
スロバキア
基本的には国外で運営するオンカジサイトであればプレイが可能となっています。
ですが地域によってギャンブル法が異なり、中でも首都のブラチスラバは厳しい規制が敷かれているため要注意です。
最近では、「iGaming2go(アイゲーミングツーゴー)」というスロバキアに拠点があるカジノゲームプロバイダーが、人気スロットを多く生み出し話題になっています。
プロバイダーだけでなく、スロバキアのオンラインカジノサイトは少しづつ増えていて、今後は多くのサイトが登場するとみられています。
ロシア
ロシアにはランドカジノや国内限定のスポーツベットがありますが、ロシアのオンラインカジノや宝くじなどには厳しい取締りがあり違法扱いとされています。
ドイツ
昔からギャンブルの歴史が色濃く受け継がれているドイツのオンラインカジノは、海外カジノであれば合法となります。
フランス
古くから多くのギャンブルゲームを生み出してきたフランスのカジノはどうでしょう?
ランドカジノがあり、競馬やオンラインポーカー、宝くじなど様々なギャンブルが許可されていますが、残念ながらオンラインカジノは未だ認可されていません。
そのため、ブックメーカー 凱旋門賞などの時期は、かなりの人がスポーツベットを楽しんでいます。
フランスも現在オンラインカジノの合法化に向けて審議中とのことです。
イギリス
カジノライセンスを発行しているジブラルタルを有するイギリスではギャンブル・オンラインカジノは合法プレイです。
ギャンブル発祥の国とも言われ、19世紀から馬券の売買が行われ、今最も人気がある、競馬 ブックメーカーのオンライン化が進んだのも、イギリスの大きな貢献があったからと言われています。
21世紀に入ると、インターネットの普及によりオンラインギャンブルが急速に発展し、イギリスを含む多くの国で、オンラインブックメーカーやカジノサイトが登場し、プレイヤーは自宅から手軽にギャンブルを楽しむことができるようになりました。
ギャンブルを語る上で、イギリスのオンラインカジノは欠かせない存在と言えるでしょう。
日本
日本は2030年に向けてのIR法案で日本のギャンブルも様々な規定が大きく変更される可能性が高く、オンラインカジノ市場についても注視していく必要があります。
まとめ|ポーランドのカジノならランドカジノがおすすめ
ポーランドは独占的に国がギャンブル市場を統括しているため、利用できるオンラインカジノサイトは現在1つだけとなります。
そのサイトも銀行口座やIDカード、ヨーロッパのパスポート提出が求められるので、旅行者にとってポーランドのオンラインカジノの利用は難しいのが現状です。
ポーランドでは、旅行者でも入場できるランドカジノが複数都市にあるので、ポーランドに訪問や滞在の予定がある方は、ぜひランドカジノで勝負してみてください。
よくある質問
ポーランドでギャンブルはできますか?
国営の元で運営されているライセンス取得済みサイトのみ合法で利用できます。
オンラインカジノ・ブックメーカー・ロト・ランドカジノを含む色々なギャンブルをプレイすることができます。
オンラインカジノにポーランド通貨PLN(ズロチ)はあるの?
ポーランドで唯一使える「Total Casino」ではPLNで入出金できます。
日本で遊べるオンラインカジノはポーランドでもプレイできるの?
日本市場で展開するオンラインカジノをポーランドで利用することはできません。
ポーランドのオンラインカジノではどんなボーナスが貰える?
ポーランドで遊べるTotal Casinoでは入金ボーナスが提供されています。
ポーランドではオンラインカジノとランドカジノのどちらがおすすめですか?
ヨーロッパのパスポートやIDカードがないと政府公認のTotal casinoに登録することができない為、旅行で訪れる場合にはランドカジノがおすすめです。