ハンガリーのカジノやギャンブル事情 2025年
更新日:2025年10月23日 著者:松田恵美子|Emiko Matsuda

ブタペストがあるハンガリーではカジノなどの多くのギャンブルを楽しむことができます。
最近は日本人ギャンブルプレイヤーがハンガリー滞在中にプレイをしたり、街中にある、気軽に入りやすいハンガリーのランドカジノに訪れることも増えているようです。
ハンガリーでのギャンブルは18歳以上が条件となっていて、国営のギャンブルカジノサイトへアクセスすることができます。
オンラインカジノやギャンブルが合法であるハンガリーでの遊び方、現状を詳しく調査しました。
ギャンブルの規制が緩いハンガリー、賞金の税金や詳しい規則について解説していきます。
※ハンガリーのギャンブル規制は変更になることがあります。政府機関の情報を合わせてご確認ください。
ハンガリーにおける政府下のギャンブルは合法
ハンガリーのカジノの歴史は少し複雑で2012年まで国の機関であるSzerencsejátékが独占的に宝くじなどのギャンブル市場を運営してており、スポーツベッティングに関してはその子会社であるTippMixが管理していたようです。
ですが1991年に賭博法が正式に施行され、2006年にはマルタに拠点を置くSportingBet.comの所有者が欧州委員会に支援を求め、それを機にハンガリーは自動的に市場を開放する流れに取り込まれていき、オンラインカジノにおいても2013年に合法化されることになりました。
2024年から規制変更|オンラインカジノにも規制あり
市場開口以降、ランドカジノの場合はポーカーの勝利金に30%の税金が導入されたり、海外のオンラインプロバイダーであれば問題なく楽しめる環境でしたが、2024年以降はオンラインカジノへの規制が強まったとされています。
当初からギャンブル市場は大きな成功を納めており、ハンガリーにおけるオンラインカジノの将来性も明るい見通しでしたが、現在は政府下の一部のオンラインギャンブルのみが合法とされているようです。
ハンガリーで遊べる海外オンラインカジノにも変化が
ハンガリーにはドイツから続く美しいドナウ川が流れ、首都ブダペストはオーストリア・ハンガリー帝国時代の歴史的建造物が色濃く残っているため「東欧のパリ」と言う異名を持っています。
またハンガリー人はヨーロッパ人でありながら日本人に似たルールを持ち、昔から温泉を楽しむ文化も持つ、そんな我々と親しみを感じる国でもあります。
そんなハンガリーのオンラインカジノ市場、以前はこのようなブランドにアクセスすることができ、遊ぶことが可能でした。
🏅カジノスカイ

カジ旅をヒットさせた運営会社が2023年にリリースした最新オンラインカジノです。
入金ボーナスなどの特典が多く、カジノスカイでは常にプレイヤーの求めているゲームをいち早く採用する特徴があります。
| 基本情報 | 詳細 |
|---|---|
| サイト名 | カジノスカイ |
| 入金不要ボーナス | 2023年9月 |
| オンラインカジノ | × |
| ライブカジノ | 〇 |
| スポーツベット | 〇 |
🏅Stake casino

Stake casinoは仮想通貨専門カジノサイトで、海外オンラインカジノとして世界中で展開されているブランドです。
カジノもスポーツも両方ありますが特にスポーツベットに強く、総合格闘技のUFCなどのオフィシャルベッティングパートナーにもなっている信用性の高いサイトです。
ハンガリーでは、F1賭けの際にブックメーカーを利用する方が多かったようです。
プロモーションも幅広く取扱いがあるので、ステークでは、色んなオンラインカジノボーナスを貰いながら楽しめます。
1年に1度の特典として、ステークカジノ 誕生日ボーナスなども用意されているので、受け取れるよう、登録して条件を満たしておきましょう!
| 基本情報 | 詳細 |
|---|---|
| サイト名 | ステークカジノ |
| 設立年 | 2017年 |
| ライセンス | キュラソー |
| 運営会社 | Medium Rare N.V. |
| 特徴 | 仮想通貨入金OK |
🏅TEDBET

BONZカジノと同系列のTEDBETはクマのキャラがかわいいオンカジサイトです。
ゲーム検索がボラティリティレベルが選べたり、賭け条件消化対応ゲームやトーナメント対象ゲームを検出できるので便利です。
高いオンラインカジノ 入金不要ボーナスを用意してプレイヤーを歓迎しています。
| 基本情報 | 詳細 |
|---|---|
| サイト名 | テッドベット |
| 設立年 | 2022年 |
| ライセンス | キュラソー |
| 運営会社 | Nestling Corn Limited |
| ポイント | 入金不要ボーナスコード贈呈中「tedbet10」、スポーツフリーベット進呈 |
ハンガリーのランドカジノ【ラスベガスカジノ系列】
◼️ハンガリーのランドカジノメンバーズカード

『ラスベガスカジノ』というブタペストにあるランドカジノ会社がハンガリーの首都ブダペストに5拠点で展開されています。
ブダペストを流れるドナウ川に架かる有名なセーチェーニ鎖橋周辺近くに点在していて、どれもアクセスは良好といえます。
日本で計画されているIRカジノとは規模が異なりますが、それぞれ施設の大きさが異なり遊べるゲーム数が異なります。
共通点としては全拠点でハンガリー通貨のハンガリアンフォリント(HUF)とユーロの両方でのベットが可能です。ただし、テーブルによってはユーロしか使えないなどの決まりがあります。
多くの場合、ルーレットテーブルではユーロのみが利用でき、ブラックジャックテーブルではフォリントが利用できます。
もちろん併設されている両替所で換金することができますが、レートが高いため、あらかじめユーロを用意しておくほうが良いでしょう。
ラスベガスカジノでは、初回入場の際に無料でアルコールなどの飲み物がもらえるチケットを受け取ることができます。カジノ会場の真ん中に位置するバーで飲み物を受け取ることができ、2回目の利用からはソフトドリンクのみが無料となります。ですが、これも日によって25セントくらいの料金を支払うなど、海外ならではのアバウトさがあります。
カジノ会場内は厳重なセキリュティーが行われており、安全に賭けを楽しむことができます。カジノディーラーはもちろん、ウェイターからスタッフも英語が通じ、親切に対応してくれます。
プレイヤーの多くはヨーロッパからの観光客で、中には日本人や中国人、韓国人プレイヤーや、お年寄りの姿も多く見かけます。
2つのルーレットテーブルに同時に賭けたり、大量のチップを持ち歩く常連プレイヤーの姿も見ることができます。
ハンガリーでは、ブダペスト以外の都市にも年々カジノが増え、ペーチなどの地方都市にも大きなカジノ施設が建設されています。
ゲームの種類は、スロットやアメリカンルーレット、ブラックジャック、テキサスホールデムなどのゲームなど数多くのゲームが揃っており、それぞれカジノのゲーム台数や特徴が異なります。
バカラ(プントバンコ)などのテーブルは利用できない日や指定された曜日にプレイできることがあるようです。
- SOFITEL(ソフィテル)
- CORVIN(コルビン)
- ATLANTIS(アトランティス)
- TROPICANA(トロピカーナ)
- ATRIUM(アトリウム)
ハンガリーで人気のあるカジノゲーム
ハンガリーでは日本でもお馴染みのカジノゲームが人気という共通点があります。
それぞれの特徴を紹介します。
オンラインポーカー
単なるカードプレイだけではなくプレイヤーたちのセンスや頭脳も問われるポーカーが人気です。
ライブ版と同様に1番人気のテキサスホールデムやスクィーズ系、パイゴーポーカーなど様々な種類を楽しむことができます。
オンラインバカラ
ハンガリーでは「プントバンコ」とも呼ばれています。
プレイヤーとバンカーの対立戦の中、どちらがより「9」に近づくかを予想します。
1/2の勝率に賭ける単純でありながらスリル満点なギャンブルです。
多くの攻略法も応用が利くので色んな駆け引きを楽しむことができます。
遊ぶ前にバカラ ルールを確認しておくと良いでしょう。
スポーツベット
オンライン上には多くのブックメーカーが展開されています。
ベット方法も無数に提供されており、世界中のあらゆるスポーツ種目に賭けることができるのが魅力です。
ライブストリーミング付きのサイトも多いため、リアルな白熱する試合を鑑賞しながら参加ができます。
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オンライン宝くじ
賭博法が施行される前は国営だったため、オンラインカジノ上でも根強い人気があります。
現在はオンライン宝くじもテレビで放映されるほどの人気で、種類も豊富で世界中で楽しまれているロトやキノ、ビンゴ、その他にもカジノサイト独自の宝くじなどが提供されています。
ハンガリーでオンラインカジノに使える決済方法
ハンガリーでも日本市場で使える決済方法の取扱いがあるので、普段使いしている場合は即決済が可能です。
異国の地でも、日本と同じ方法が使えるのは便利ですよね。
仮想通貨

仮想通貨は国境なくどこの国からでもほぼオンラインカジノ決済に利用することができる非常に便利な方法です。
市場価格が常に動いているのでどのコインを使うかによって入出金の際に大きく影響するので慎重に予測を立てながら使うことが大切です。
ハンガリーでも仮想通貨カジノは人気で、素早い入出金を利用して賭けを楽しんでいます。
クレジットカード

VISAやMastercard、Maestoro等が採用されているのでお手持ちのカードがあればすぐにでもプレイに参加ができるというメリットがありますが、他の決済オプションと比べカード利用の場合は手数料が発生する可能性が高いのがデメリットです。
日本でギャブルに主に使われているカードは『クレジットカード ギャンブル』のセクションで確認できます。
意外にも、ハンガリーではJCBが使えるオンラインカジノもあり、日本発のクレカも利用することができちゃいます。
レボリュート

デビットカード機能や銀行の機能も備えているレボリュートは、オンラインカジノやスポーツベットなどの入金に使いやすい決済として人気です。
使いすぎを防ぐことができ、さらにカード間での早い出金にも対応しています。
ハンガリーに限らず、ヨーロッパでは利用している方が多い決済方法と言えるでしょう。
その他の地域のオンラインカジノやギャンブル
ハンガリー以外にも他国のギャンブル事情がどうなっているのか現状を調べました。
中国
中国のオンラインカジノを含めギャンブル自体が完全に違法です。
ですが、ハンガリーには多くの中国人が住んでいて、中国政府によって厳しく取り締まって楽しめないギャンブルを、ハンガリーに住む多くの中国人は大いに楽しんでいるのです。
ポーランド
ポーランドのオンラインカジノは、ポーランド政府が公認しているオンラインカジノ、スポーツベットサイトだけが合法とされています。
日本人が旅行中にギャンブルを楽しみたいであれば、ランドカジノがおすすめです。
ポーランドとハンガリーはお隣の国ですが、オンラインカジノで遊びたい方には、ハンガリーがおすすめと言えます。
ロシア
ロシアのカジノ事情は非情に厳しく、例えVPNを利用をしてプレイしたとしても見つかった場合は刑事犯罪に処されることになります。
ただし、ロシアのギャンブルでは、スポーツベットは合法とされています。
アメリカ
アメリカには多くの州がありますがほんのわずかの州しかギャンブルが認められていません。
しかしアメリカのオンラインカジノは最近の傾向として経済向上目的のために今後は緩和される可能性を秘めています。
カナダのオンラインカジノ事情
カナダのケベック州モントリオール近郊に位置するカナワケはギャンブル規制とライセンスを発行している特別区で、ギャンブル業界の中では先駆者に値します。
従ってカナダのオンラインカジノもランドカジノも両方許可されています。
日本
日本のオンラインカジノは2025年より違法となりました。
ただし、海外からアクセスし、遊ぶことは問題になりません。
オンラインカジノを楽しみたいという声は多くあり、2030年IR法案設立に向けて今後正式にオンラインカジノが認められる可能性もあるかもしれません。
まとめ
ハンガリーのオンラインカジノは合法、そして規制が始まるなど、変化を見せています。
ランドカジノは複数あるので気兼ねなくギャンブルに溶け込むことができ、馴染み深い温泉もたくさんあるのでくつろいだ後にギャンブルするのもまた一興です。
ただしハンガリーでオンラインカジノを楽しむ際は注意が必要です。ご自身で最新の情報を得るようにしてくださいね。
ハンガリーのカジノにあるよくある質問
ハンガリーから遊べるオンラインカジノは安全なの?
安全かどうかは各オンラインカジノが正式な運営ライセンスを取得しているかどうかや、会社情報や利用規約の案内が成されているかどうか確かめて利用してみましょう。
ハンガリーではどんな賭けが人気なの?
ポーカーとスポーツベットが人気です。
数年前にハンガリー代表がイングランドを破った際は多くの人がスポーツベットで盛り上がっていました。
ハンガリーでもボーナスが貰えるの?
期間限定でボーナスを提供している大手サイトもあるようです。
ハンガリーのランドカジノの予算はどのくらい必要なの?
目安としては1万円ほどあれば十分に楽しむことができます。古い施設が多いですが、雰囲気のある勝負を楽しむことができますし、リニューアルを待つ施設もいくつかあるようです。
ブダペストのランドカジノではどんなマシーンで遊べるの?
ヨーロッパに多く見られるゲーミング企業のマシーンが設置されています。
EGT、AMATIC、ADMIRAL、Ainsworth、APEX、NOVOSTARなどが採用されています。




