ブックメーカーのダブルチャンスとは？2回のチャンス！賭け方を解説

更新日：2025年5月14日

ダブルチャンスはダブルベットとも呼ばれ、3分の2という高い確率で勝利を手にすることができる賭け方です。

ですがせっかくチャンスを掴める方法にもかかわらず、ブックメーカー特有の賭け方のため使用方法がわからない方も多いようです。

ここではダブルチャンスをスポーツベットで活用する方法と、特徴ややり方、その計算方法に至るまで解説していきます。

ブックメーカーのダブルチャンス特徴とは？

1回の賭けで複数の異なる試合結果に対して同時賭けが可能な、ブックメーカーでの賭けに利用できるベット方法です。

いわば2度のチャンスがある特別な賭け方になります。

例えばサッカーの場合、単純に賭けると「勝ち/負け/引き分け」のうちの1種類に賭けますが、ダブルチャンスでは2つ以上に賭けることができ、コンスタントに勝率を上げることができます。

一般的には次のように3つのオプションから選ぶことになります。

• ホームチームの勝利 or 引き分け(1 or X)
• アウェイチームの勝利 or 引き分け(2 or X)
• ホームチームの勝利 or アウェイチームの勝利(1 or 2)

※ブックメーカーではホーム＝1、アウェイ＝2、引き分け＝Ｘという表示形式になっています。

ダブルチャンスが使えるスポーツ種目

上記の3つのベットオプションからなるスポーツに限定されます。

主に「勝ち/負け/引き分け」のあるブクメのサッカーに賭けるのが一般的です。

競馬や卓球、バドミントン、テニスなど引き分けなしで勝敗予想を確実にするべき種目にダブルチャンスは提供されていません。

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ブックメーカーのダブルチャンス効果的な使い方

ではどのようなケースの場合に最も効果を発揮できるのか、おすすめの利用方法を紹介します。

オッズの差が少ない試合に賭ける

3分の2の確率で勝利できるのでオッズの差が少ない試合に賭けます。

その性質を利用して両者互角、もしくはどちらかがやや優勢/劣勢であるという試合を見つけて賭けることで期待値が上がり有効的に働きます。

低オッズ転がし

低オッズ転がしとは複利運用のことで低オッズの連続的な賭けを指します。

ダブルチャンスを使い続けながら複利運用を行うことでリスクを抑えながら安定した収益を得られます。

ただし、複利運用は払戻された資金を次回のベッティングに全て賭けていく方法なので勝ち続けていけばみるみるうちに利益が増えていきます。

ですが1度負けると全ての利益がなくなるという、バカラやルーレットなどのカジノの必勝法でもあるグランパーレー法に似た要素も持ち合わせています。

よってこの方法を使うには少額からスタートして、5〜6連勝した後にリセットしながら行った方が良いでしょう。

次にどのような結果が得られるのか以下の表で見てみましょう。

オッズ1.1倍・ベット額＄100の場合（小数点を四捨五入して表記）

■低額ベットの場合（連勝数ーベット額ー払戻しー残高）

1連勝ー＄100ー＄110ー＄110

2連勝ー＄100ー＄110ー＄120

3連勝ー＄100ー＄110ー＄130

4連勝ー＄100ー＄110ー＄140

5連勝ー＄100ー＄110ー＄150

6連勝ー＄100ー＄110ー＄160

7連勝ー＄100ー＄110ー＄170

8連勝ー＄100ー＄110ー＄180

9連勝ー＄100ー＄110ー＄190

10連勝ー＄100ー＄110ー＄200

■低オッズ転がしの場合（連勝数ーベット額ー払戻しー残高）

1連勝ー＄100ー＄110ー＄110

2連勝ー＄110ー＄121ー＄121

3連勝ー＄121ー＄133ー＄133

4連勝ー＄133ー＄146ー＄146

5連勝ー＄146ー＄161ー＄161

6連勝ー＄161ー＄177ー＄177

7連勝ー＄177ー＄195ー＄195

8連勝ー＄195ー＄215ー＄215

9連勝ー＄215ー＄236ー＄236

10連勝ー＄236ー＄259ー＄259

このように6連勝あたりから大きく差が開いていきます。

しかしさすがに10連勝までするとは限らないため、早めの切り上げを考慮しながら実践してみましょう。

ブックメーカーのダブルチャンスの計算方法を紹介

具体例として先に挙げた「1 or X」「2 or X」「1 or 2」3つのオプションを用い、以下のサッカーオッズを例にとってそれぞれの計算方法を紹介します。

日本でもサッカーのブックメーカーは人気なので、この必勝法を使える機会は多いと思います。

試合チーム＝ユベントスｘチェルシー
共通ベット額＝＄300
ホームチームの勝利 or 引き分け(1 or X)の場合のオッズ＝1.30
アウェイチームの勝利 or 引き分け(2 or X)の場合のオッズ＝1.75
ホームチームの勝利 or アウェイチームの勝利(1 or 2)の場合のオッズ＝1.25

1.ホームチームの勝利 or 引き分け(1 or X)

1 or Xに賭ける場合のオッズは1.30です。

従ってベット額＄300に対する払戻は、

＄300ｘ1.30＝＄390
そこからベット額を差し引いた分が純利益となります。

＄390-＄300＝＄90（利益）

2.アウェイチームの勝利 or 引き分け(2 or X)

2 or Xに賭ける場合のオッズは1.75です。

従ってベット額＄300に対する払戻は、

＄300ｘ1.75＝＄525
そこからベット額を差し引いた分の純利益は以下となります。

＄525-＄300＝＄225（利益）

3.ホームチームの勝利 or アウェイチームの勝利(1 or 2)

1 or 2に賭ける場合のオッズは1.25です。

従ってベット額＄300に対する払戻は、

＄300ｘ1.25＝＄375
そこからベット額を差し引いた分の純利益は以下となります。

＄375-＄300＝＄75（利益）

ブックメーカーでダブルチャンスを使う際の注意点

注意点として上記の計算結果を見ても分かる通り、勝率の高い賭け方になるためオッズが低く設定されがちです。

よって賭け金が小さいと儲けづらい仕組みになっています。

このやり方の勝率は3分の2＝約66％、半分以上当たる確率を持っているので無理のない範囲で1試合ごとにできるだけ高額ベットする方が望ましいです。

よってある程度の軍資金を準備しておくことが必要です。

ダブルチャンスと他の必勝法・賭け方の比較

この他にも、人気のスポーツベットには様々なベット方法が提供されています。

他の方法を例にしながらダブルチャンスと比べてどのような違いや良し悪しがあるのかをチェックしてみましょう。

シングルベット

ダブルチャンスは複数のオプションをカバーすることを目的としたベット方法なのでシングルベット（単一）よりもオッズが低くなり収益率も小さいです。

しかし、シングルベットの勝利構造に依存することなく賭けることができるのでリスクを軽減することができます。

ドローノーベット

ドローノーベットとは結果が引き分けの場合、賭け金の返金が受けられることを言います。

予測しづらい試合や強豪同士の対戦などに使うことが多く、オッズは通常の勝敗結果よりも低めに設定されていることがあります。

ダブルチャンスのように資金は増えないですが結果的には賭け金を失うことなく、勝った時のオッズは高くなるので保険的に使うことができます。

ダブルチャンスのメリットとデメリット

勝率が高い方法ではありますが、メリットとデメリットをきっちり理解した上で使っていきましょう。

メリットは４つ

• 勝率は3分の2（66％）と高め
• リスク軽減に繋がる
• 高額ベットをすると大きく稼げる
• 比較的安定した収益が得られる

デメリットも確認しておこう

• ブックメーカーによって採用されていないことがある
• 適用するスポーツが少ない
• 低オッズが多いので少額ベットだと大きく稼ぎずらい

ダブルチャンスが使えるブックメーカーはこちら！

ダブルチャンスは海外ブックメーカーでも使われています。

ここでは、日本国内からも安全に遊べる外国で運営されているブックメーカーを紹介します。

🏅ピナクルカジノ｜PINNACLE CASINO

オランダ領キュラソーのライセンスを取得しているどのサイトと比較しても高オッズであることが魅力のブックメーカーです。

ボーナスやイベント関連はありませんが、その代わりにピナクルでは、ベット上限が高く、タブー視されがちなアービトラージを使うことも許可されています。

🏅ベットウェイ｜Betway

マルタのブクメライセンスを取得済みで日本市場に力を入れている注目のブックメーカーです。

入金ボーナスとして100％最大1万円のフリーベットオファーが貰えます。

🏅スポーツベットアイオー｜Sportsbet.io

オランダ領キュラソーのライセンスを持つ仮想通貨決済に特化しているブックメーカーです。

サッカーチームや野球選手と独自のパートナーシップを結んでおり、試合数も多く、毎週ボーナスが提供されています。

まとめ｜ブックメーカーで手堅く使えるのがダブルチャンス！

ダブルチャンスは引き分けもベット対象になっているため、ブックメーカーのマネーラインよりもオッズは低くなるものの手堅く稼ぐことができます。

勝率も高いのでデメリットもちゃんと把握して使えばコツコツ型ではありますが着実に資金を増やす良いベット法です。

よくある質問