ブックメーカーのマネーラインとは？賭け方や1×2ベットとの違いを解説

ページ更新：2025年5月15日

マネーラインは試合に勝つ方に賭けるだけというシンプルさゆえ、誰でもすぐに試すことができるためブックメーカーでは定番のベット方法です。

スポーツベッティングの数あるベット方法の中でも簡単で理解しやすいマネーラインの特徴や具体例をもとに配当の計算方法・使う際の注意点などを紹介します。

マネーラインとは？

スポーツによっては勝敗を必ず決定づける種目、または勝敗の他に引き分けで終えても良い種目があります。

それに伴ってブック メーカーのベット方法にもシングル・ダブル・マルチ・ハンディキャップなど多くのベット方法が提供されていますが、マネーラインは引き分けの結果がない勝敗予測をする賭け方です。

つまり2チーム/2選手の対戦形式の試合に賭けます。

1試合においてどっちが勝つのかを賭けるだけのシンプルな方法なので、初心者からでもすぐに利用することができます。

1ｘ2との具体的な違い

マネーラインは別名「1ｘ2」とも呼ばれていますが、似通った方法でありながら実はひとつだけ異なる部分があります。

簡潔に違いを言うと引き分けアリが1ｘ2、引き分けナシがマネーラインです。

ということは次の勝率であることがわかります。

1ｘ2＝3択のため勝率は3分の1
マネーライン＝2択からなる方法のため勝率は2分の1
ちなみに数字の意味は1がホーム、2がアウェイ、ｘが引き分けです。

マネーラインが使えるスポーツ一覧

マネーラインが使えるのは、ブックメーカーのサッカーやバスケを始め、ほとんどのスポーツに適用します。

ですがゴルフや競馬のように3人以上で順位を競う種目には使われていません。

マネーラインの具体例と配当計算

実際にブックメーカーサイトを開くとマネーラインという表示がなく戸惑うことがあります。

スポーツ種目やサイトによっても表記の仕方はまちまちで、「勝者・勝者・勝利」などで記されています。

配当計算の方法

マネーラインの配当計算は＜ベット額ｘ配当＝払戻額＞と非常に簡単です。

具体例としてバスケのマネーラインオッズを1.75とし、＄100ベットするとします。

ベットが的中した場合、＄100ｘ1.75＝＄175の払戻額となります。

この計算方法はホーム、アウェイ、ドローのどれに賭けても同じ計算式です。

マネーラインのブックメーカーでの活用方法

マネーラインはブックメーカーで使える戦略の１つです。

どういう状況の際に使えば効果的なのかを紹介します。

❶ライブベットでベッティング

ブックメーカーでは試合の終盤に優勢チームにマネーラインベットすることができます。

よってライブベットは生配信の中で賭けることができ、当然のことながらリアルタイムで選手たちの状況や現地の天候などがわかります。

このブックメーカーのライブベットの特性として事前オッズをもとにしながら試合展開や状況に応じてオッズが変動していきます。

また、優勢に立っていたチーム/選手が不利な状況に追い込まれると優勢チームのオッズが上がり、マネーラインを使うチャンスが訪れます。

不利な状況下でも大きな実力差がある試合であれば最終的に優勢側が勝つ確率がまだ高いのでマネーラインベットをしても問題ないと判断ができます。

❷実力差のある試合に高額ベットをする

明らかに実力差がある試合であればマネーラインで高額ベットするという手が使えます。

もちろん試合展開によっては思いもよらない大どんでん返しがあったりもするので、負けた場合は損失も大きくなることを前提にベットする必要があります。

❸ハンディキャップを組み込む

ブックメーカーには必ず採用しているベットオプションの一つにハンディキャップがあります。

力の差がある試合でのオッズは低いというのが定石ですが、そこで優勢側にマイナスハンデをつけて勝率を上げる方法があります。

具体例として、サッカーのユーロ2024予選でイングランドとマルタの対戦を例とします。

以下の各オッズ表記はブックメーカーのbet365からの引用です。

• イングランド＝1.03
• マルタ＝51.00
• 引き分け＝15.00
• マルタのハンディキャップ＝+3.5、オッズ1.975
• イングランドのハンディキャップ＝－3.5、オッズ1.875

この試合の実力差は非常に大きく、マネーラインベットをしても1.03しかありません。ですがここでイングランドのハンディキャップを選ぶと、もしイングランドが4点以上の点差で勝てばオッズが1.875に跳ね上がることを意味します。

マネーラインが使えるブックメーカーおすすめ比較

多くのブックメーカーではマネーラインを採用しています。

ここでは信頼度や安全性が高く、日本マーケットで最も人気のあるブックメーカーを紹介します。

どれも、海外のブックメーカーとして安定した人気があり、ライセンスも取得しています。

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キュラソーライセンスを取得済みの評判が高いブックメーカーです。

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マネーラインを使ってライブベットもできるので、是非試合中での賭けを楽しんでみて下さい！

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マネーラインをブックメーカーで使う際の注意点

簡単明瞭なベット方法ですが、ベットする際には前もって注意しておきたいポイントがいくつかあるので紹介します。

拮抗する試合には使わない

たとえ50％の勝率だとしても同じくらいの実力差の試合であるとき、勝利の予測があまり立てられないのと同時に引き分けの可能性も出てきます。

よって拮抗しそうな試合には使わない方がベターでしょう。

オッズが付かない試合がある

マネーラインは、実力差がある試合に勧めたいベット方法ではありますが、もしも両者の実力差があまりにも大きく開いている場合はブックメーカー側の理由でオッズが付かず、ブランクになっていることがあります。

特にライブベットにおいては点差が生じていくとベットできないケースが起こります。

マネーラインをブックメーカーで使うメリットとデメリット

単純に50％の勝算に使えるベット方法にはなりますが、ちゃんと見極めることができないとデメリットが生じますので、マネーラインは以下の点を把握しながら使っていきましょう。

４つのメリット

• 多くのスポーツベッティングに使える
• シンプルで簡単
• 的中したら高配当が期待できる
• 配当の計算方法がシンプル

デメリットもある

• 実力差があまりない試合には使わない方が良い
• 引き分けがある場合は勝率が下がる
• 実力差の大きい試合ではオッズか表示されないことがある

まとめ｜しっかり分析してからブックメーカーでマネーライン(1×2ベット)を使おう！

マネーラインは、なるべく拮抗しない試合に賭ける方が有効活用できますが、対戦チームまたは選手間に差がありすぎてもオッズが低くなるだけなので、しっかりと各試合チームや選手のデータ分析をしながらどれくらい稼ぎたいのか明確にしてベット試合を選んでいきましょう。

よくある質問