シンガポールのオンラインカジノやギャンブル事情2025 年
更新日:2025年5月14日 著者:松田恵美子オンラインカジノ専門家
多くの観光客が訪れるシンガポールでは海外企業が運営するオンラインカジノの利用はできません。
例え、合法性を示すカジノライセンスを取得しているネットカジノであっても、アクセスや利用が分かれば違法となっていますので気を付けましょう。
2014年に制定された遠隔賭博法により、厳しく取り締まられている現状です。
そんなシンガポールですが、日本から観光目的としていった場合に遊べるギャンブルには「カジノ施設」と「競馬」があります。
これから渡航予定のある方、もしくは移住されている方の気になるシンガポールのオンラインギャンブル事情と現地のカジノ事情について詳しく解説していきます。
シンガポールで使える決済方法や遊べるゲーム、その他アジアの国のギャンブル事情など、知っておくと訪れた際に役に立つ情報が詰まっています。
※シンガポールのオンラインカジノやギャンブルの法律・規制などは変更になる場合があります。政府機関などの最新の情報もご確認ください。
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シンガポールでオンラインカジノは遊べるの?
シンガポールは18世紀の頭からイギリスの植民地でしたが、その後マレーシアに加盟し、1965年に独立した比較的新しい国です。
観光や貿易が国の主な収入で、世界の貿易の中心として重宝されています。
そんな、シンガポールでは、2014年に遠隔賭博法という法律が施行されました。
これによって自国だけでなく、海外のオンラインカジノの運営も、シンガポール人のオンカジへのアクセスも違法になりました。
シンガポールではオンラインギャンブルが禁止されています
残念ながらシンガポールに住む人々は、遠隔賭博法によりシンガポールのカジノ(オンライン版)の利用は違法です。
世界で人気を集めるオンカジですが、しばらくは利用できそうにありませんね。
ネットギャンブルが禁止されているシンガポールの基本情報ついて
まずはシンガポールがオンラインのカジノを禁止していることが分かったと思います。
ギャンブルやカジノには最適な場所というイメージが強い国ですが、シンガポールの基本情報はご存じでしょうか?
日本からも近い観光都市の基礎知識を見ておきましょう。
基本情報 | 内容 |
---|---|
正式名称 | シンガポール共和国 |
人口 | 569万人 |
通貨 | シンガポールドル |
公用語 | マレー語・英語・中国語・タミール語 |
日本との時差 | -1時間 |
有名な観光地 | マリーナ ベイ サンズ・リゾートワールドセントーサ(セントーサ島)など |
シンガポールから日本のオンラインカジノへアクセスできる?
人気のベラジョンカジノはシンガポールからも遊べるの?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、オンラインカジノの運営もプレイも違法となるシンガポールでは、日本で遊べる合法のサイトにアクセスしても違法となります。
日本では問題なく遊べるベラジョンカジノだから大丈夫でしょう。と思っていても、それは危険です。
国が定めている法律に従うことを推奨します。
オンカジ業者もシンガポールに参入できない
冒頭でも説明した遠隔賭博法の影響で、運営会社もソフトウェアのメーカーも市場に参入できないのが現状です。
海外で運営されているオンラインカジノであってもシンガポールからは利用できないので、使わないようにしましょう。
シンガポールでオンラインカジノで遊ぶリスク
2014年に制定された遠隔賭博法によって違反した者には5,000シンガポールドル(日本円 約50万円)以下の罰金、6か月以下の懲役、もしくはその両方が課せられます。
対象外となるのは、例外と認められた管理者や個人での営業で、その他の対象者は全員罰せられます。
この法律は、国の秩序を保つだけでなく、若者と経済的弱者を保護する目的があります。
日本では普通にオンラインギャンブルを楽しむことができますが、シンガポールのように1つ国が違うだけで罰金や禁固刑、もしくはその両方が課せられるリスクを把握しておきましょう。
日本人観光客も対象です
もちろんシンガポールのカジノであっても、日本人も対象になります。
旅行や移住者の日本国籍であっても、シンガポールの領土にいればその国の法律が適用されるので、注意しましょう。
シンガポールで遊べる合法ギャンブルの種類
ここまで、この記事を読んでいるとシンガポールはギャンブル禁止のイメージが強くなったかもしれませんが、賭博行為が0なわけではありません。
主に施設型カジノと競馬の2つがシンガポール国内で遊べるギャンブルです。
しかし、2024年10月をもって競馬での興行が閉鎖され、閉鎖されることが決まっており、180年以上続いた歴史に幕を閉じることになります。
その原因となったのがコロナウイルスの蔓延とランド型カジノの人気です。
唯一のギャンブル|シンガポールのランドカジノについて
シンガポールのカジノは政府公認カジノなので、合法的に遊ぶことができて、観光スポットにもなっています。
今後は競馬ギャンブルの中止により、国内で唯一の合法シンガポールカジノとなるでしょう。
そんなシンガポールカジノと言えば、主に2つおすすめカジノがあります。
それぞれの施設型おすすめカジノの特徴と知っておきたいルールと情報を紹介します。
シンガポールのカジノ施設の基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
入場料(外国人) | 無料 |
入場料(シンガポール居住者) | 150ドル(年会費3,000ドル) |
年齢制限 | 21歳以上 |
ドレスコード | カジュアルで露出少なめな服装 |
税金制度 | 50万円以上 |
会員カード | 場所によって有り |
チップ | テーブルでの交換 |
リゾートワールドセントーサ
リゾート・ワールド・セントーサはランドカジノでありながら、レストランやスパ、水族館をも兼ね備えた大型カジノリゾートです。
2010年にシンガポール発のランド型カジノとしてセントーサ島にオープンし、2,400種類以上のスロットマシンに加え、テーブルゲームも500以上と充実のカジノゲームのバリエーションを誇ります。
統合型リゾートとして世界中から観光客が来ている有名スポットです。
リゾートワールドセントーサには、日本でも人気のユニバーサルスタジオシンガポールがあり、カジノだけではない楽しみが溢れています。
カジノ名 | リゾート・ワールド・セントーサ |
住所 | 39 Artillery Avenue,Resorts World Sentosa,Shingapore 099958 |
営業時間 | 24時間365日 |
導入ゲーム | スロットゲーム・テーブルゲームなど |
電話番号 | +65 6577 8000 |
ドレスコード | スマートカジュアル |
日本人スタッフ | 詳細不明 |
年齢 | 21歳以上 |
会員カード | あり |
マリーナベイサンズカジノ
観光スポットマリーナベイサンズに面した統合型リゾートで、カジノの規模は世界最大級とも言われています。
シンガポールのカジノと言えば、マリーナベイサンズカジノの印象が強く、多くの観光客が訪れています。
旅行ついでにランドカジノを体験してみたいという初心者の方にもおすすめです。
マリーナ ベイ サンズ内にあるため、観光しつつシンガポールカジノのブラックジャックやスロットゲーム、テーブルゲームを楽しむことができます。
スロットマシンの最低賭け金は1セントと設定されており、テーブルゲームは25セントと良心的な金額も嬉しいですね。
シンガポールのカジノは高額の軍資金が必要そうというイメージもありますが、実はビギナーでも遊べる設定となっています。
カジノ名 | マリーナ ベイ サンズ |
住所 | 10Bayfront Ave,Shingapore,018970 |
営業時間 | 24時間365日 |
導入ゲーム | スロットゲーム・テーブルゲームなど |
電話番号 | +65 6688 8868 |
ドレスコード | スマートカジュアル |
日本人スタッフ | 在中 |
年齢 | 21歳以上 |
会員カード | なし |
シンガポールで勝った賞金に税金はかかる?
ギャンブルをする方であれば税金問題も確認しておきたい注意点ですね。
シンガポールでは、国内カジノで得た賞金には原則税金がかかりません。
しかし、50万円以上の賞金が発生した場合は日本国内にて確定申告をする必要があるので注意が必要です。
シンガポールのカジノで得た賞金は現地では非課税ですが、日本帰国時には納税義務となるので、しっかりと賞金額を把握しておきましょう!
シンガポールのカジノで遊べるゲームの種類
上記で紹介した、2大シンガポールカジノのマリーナベイサンズとリゾートワールドセントーサでは、様々なカジノゲームが提供されています。
ここでは、人気ゲームとしてシンガポールのカジノで遊ばれている3つを紹介します。
まだランドカジノに訪れたことのない方も、チェックしておくと今後世界の統合型リゾートに足を運んだ時に役に立つかもしれません。
プレイヤーまたはバンカーで決着するバカラ
スピーディなゲーム進行とシンプルなルールが多くのプレイヤーに人気のバカラカジノがシンガポールのカジノでも遊べます。
基本的には2択でどんどんゲームが進行されるので、自分のタイミングで気軽に賭けて賞金を得ることができます。
マリーナ ベイ サンズを眺めながらバカラテーブルに座るのは、私の夢でもあります。
シンガポールカジノの醍醐味を感じれるはずですよ!
ブラックジャック
緊張感あふれるディーラーの勝負を味わえるオンラインのブラックジャックも人気ですが、その人気はシンガポールのカジノでも変わりません。
自分のカードとディーラーのオープンカードを見て、21に近づけつつ、バーストしないようにカードをヒットするドキドキは何物にも代えがたいスリルです。
ブラックジャックは、ネットカジノでもカジノ場でも王道のゲームであり、プレイヤーが数多く集まります。
ポーカー
複数の種類があるポーカーですが、主にテキサスホールデムやスリーカードポーカーがプレイされています。
世界的にもプレイ人口が多く、トーナメントでは億単位の賞金も動く、もはやスポーツとも呼ばれるポーカーをプレイしてみませんか?
シンガポールカジノでも不動のテーブルゲームとして遊ばれており、ポーカートーナメントなども開催されています。
シンガポールでオンラインカジノが合法になった際に使える決済方法
シンガポールからはオンラインカジノを利用することはできませんが、利用が可能な国では、以下のような決済方法が入出金に採用されています。
また、もしオンラインギャンブルがシンガポールのカジノとして正式に認められた場合も下記のような決済方法が利用できるようになるはずです。
日本やその他対象の国から入金を行う場合には、ぜひ参考にしてみてください。
Paypay
ネットシッピング、実店舗ともに広く普及しているペイペイがオンラインカジノの入金にも利用できます。
また、オンカジだけでなくいくつかのオンラインギャンブルも対象で、利用できる場面が今後ますます広がっていきそうです。
ビットコイン
仮想通貨の代名詞とも言えるビットコインは入金だけでなく、出金にも使えます。いくつかの仮想通貨カジノサイトでは、暗号コインを用いることでKYC不要で利用できる便利なものもあります。
マーケットに関らず、世界各国のオンカジで使える利便性の高い決済方法の1つになっています。
VISA
クレジットカードの王道とも言えるVISAなら数多くのオンラインカジノの入金に利用できます。
現在、日本国内では出金に使うことはできないので、別の出金方法の準備が必要になりますが、普段の買い物からオンラインギャンブルまで一貫した資金管理が可能です。
ペイズ
比較的簡単にアカウントを作成できる電子決済の中でも、知名度とクオリティともに高いものを誇っているペイズは、これまでエコペイズとして知られていましたが名称を変更しています。
クレジットカードと同様に多くのサイトで決済に使えるのでギャンブラーにとって持っておいて損はないはずです。
AmericanExpress
AmericanExpressもクレジットカードブランドの1つですが、VISAやMasterに比べると使えるオンラインカジノの数は少なくなってしまいます。
それでも条件や待遇は非常に優れているので、普段の生活からクレカを頻繁に利用されるのであれば、年会費を払う価値もあります。
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シンガポール以外のアジアのオンラインカジノ事情
シンガポールでは、ランドカジノで遊ぶことはできるものの、オンラインカジノを含むオンラインギャンブルは禁止されています。
しかし、こういったルールは国ごとに異なり、国境をまたぐとルールが変わります。
アジア諸国のオンラインカジノに関する規制を見ていきましょう。
インドネシア
インドネシアはイスラム教徒が多い国であり、宗教の関係もありギャンブルが厳しく規制されています。
世界的にも厳しいとされており、インドネシアでオンラインカジノやギャンブルをすることは違法であり、破ると罰金や懲役といった厳しい刑が処せられます。
マレーシア
シンガポールのすぐそばにある、マレーシアのオンラインカジノはどうでしょう?
マレーシアは日本と同じように海外で運営されているオンラインカジノであれば、違法性はなくプレイすることができます。
しかし、マレーシア国内運営のオンカジやサーバーが国内にある場合には利用したプレーヤーは違法行為とみなされます。
タイ
タイも合法化に向けて協議を進めている国の1つですが、いまだ実現には至っておらず、オンラインカジノの利用は違法です。
他のギャンブルも全面的に禁止されているのでカジノの国ではなく、ギャンブラー向けではありません。
ベトナム
国内運営のオンラインカジノが禁止のベトナムでは、唯一宝くじと競馬のみが政府公認のギャンブルです。
しかし、ベトナム以外の国で運営されているオンラインカジノは利用することができます。
ただし、ベトナムのオンラインカジノの利用は、現地の法律や規則を確認してから利用するようにしましょう。
観光地などに行けば外国人向けのランドカジノなどギャンブルをできる環境も用意されているようです。
中国
中国と言えば、パイゴウやチャイニーズポーカー、キノなどオンラインカジノでも人気のゲームの発祥として知られますが、オンカジの利用は違法です。
過去には中国国内でオンラインカジノを経営していた複数人が逮捕されるなど逮捕者が出ています。
台湾
台湾のオンラインカジノやスポーツベットなどのオンラインギャンブルは厳しく規制されています。
認められているのは宝くじのみで、その他はランドカジノ等も一切存在しません。
マカオ
マカオは世界的にも知られるカジノの国で、40以上のランドカジノが存在します。
また、マカオではオンラインカジノも合法的に利用することができますが、条件として海外運営であることが挙げられます。
国内にサーバーがあったり、運営が国内の場合は違法に当たります。
フィリピン
フィリピンにおいてオンラインカジノは非常に大きなマーケットとなっており、様々なサイトがボーナスなどを用意して集客を行っています。
フィリピンではオンラインカジノもランドカジノも規制されておらず、違法ではないので観光で訪れた方もプレイできます。
インド
インドは法的にオンラインカジノが規制されていますが、実際には多くの人々がプレーしており、政府も黙認している状態です。
そのため、観光客もオンカジを利用できる状態ではありますが、あくまでも違法なので使わないことをおすすめします。
オーストラリア
アジア地域に近いオーストラリアのオンラインカジノに関しては、規制や法律が短いスパンで変更になる可能性があるため、常に最新の情報を得ることが大切です。
いくつか利用できるギャンブルサイトがあったとしても、すべてのオンカジが対象ではありません。
ドバイのカジノ
オイルマネーが集まる国として知られるドバイ(アラブ首長国連邦)ではギャンブルなどの行為は禁止となっています。
ですが、近い将来オンラインギャンブルを含む、ドバイのカジノに全面的な認可が下りる可能性があると言われています。
現状では、国内から海外で運営されているオンカジで遊ぶことが可能です。
日本
日本もマレーシアやマカオと同じように国外で運営されているサイトであればおすすめオンラインカジノを利用することができます。
注意しておきたいのはインカジや闇カジノといった違法に当たるギャンブルもあることです。
そうしたリスクを冒さずに遊べる安全なサイトは以下のリンクから見つけることができます。
日本でのネットカジノはスマートフォンからアクセスできる他、スロットゲームやバカラ、ブラックジャックなど人気ゲームももちろんプレイすることができます。
チェックしておきたい注意点としてカジノライセンスがありますが、JOC(日本のオンラインカジノ.com)で紹介しているカジノサイトであれば条件はすべてクリアしているので安心できると思います。
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まとめ|シンガポールではオンカジより政府公認カジノがおすすめ
オンラインカジノは全面的に禁止されており、遊ぶことはできませんが、ランドカジノに足を運ぶことで合法的にゲームをプレイできます。
シンガポールでカジノが楽しめる年齢は21歳と他の国と比べると高めに設定されていますが、観光客は入場無料でリアルを味わえるので、遊び方が分からない初心者の方でも行ってみる価値があります。
また、高配当を狙いたい方にはおすすめカジノゲームのジャックポットにも挑戦してみてください。
よくある質問
シンガポールのランドカジノを楽しむための予算はどれくらいですか?
テーブルゲームがお好きな方であれば10万円以上あると存分に楽しめます。
海外運営であってもオンラインカジノは違法ですか?
シンガポールの場合、運営されている国を問わず、オンラインカジノの利用自体が違法です。
シンガポールのカジノを利用する時の注意点はありますか?
マリーナベイサンズとリゾートワールドセントーサの政府公認カジノ以外に闇カジノなど違法なカジノも存在するので、そういったものに手を出さないように気を付けましょう。
オンカジのおすすめカジノゲームはランドカジノでも遊べますか?
多くのゲームが遊べますが、一部アレンジされたライブカジノゲームはオンカジ限定となっています。
シンガポールにおけるオンラインカジノの取り締まりは厳しいですか?
オンラインカジノに関しては広告の掲載や決済関係の利用停止など厳しめの規制がかけられています。