ポーカーで本気で勝ちたいと思うのであれば、資金管理についても本気で取り組む必要があるでしょう。
ポーカーのバンクロールマネージメントとは、今、手元にある軍資金がゼロにならないようにやりくりし、管理・コントロールすることを言います。
このページでは、勝負が長くなるにつれて重要性を増す、バンクロールの管理法について詳しく解説していきます。
バンクロールとは❓
ポーカーのバンクロールとは、資金の管理やコントロールを行い、予想外の損失、また利益を得る為に行うお金をマネージメントすることです。
具体的には、「使える資金」を指し、長期戦が見込まれるポーカーにおいてバンクロールを管理して資金が底を突くことを防ぐというのは重要です。
ギャンブルであり、キャッシュ ゲームでもあるポーカーでは、負ける可能性も十分にあります。
それを踏まえて考えると、想像以上の連敗で予想以上の損失が発生してしまうこともあり得ます。そういった事態を避けるためにもバンクロールの管理は必要不可欠です。
資金管理するメリット🌟
資金の管理を行う最大のメリットは想定外の損失が発生しないことです。
予想以上の損失が発生すると、精神的にもダメージを受けてしまいます。冷静さを失ってしまえば更なる損失にも繋がる可能性があります。
また、駆け引きが勝負を左右するポーカーにおいて、冷静さと心の余裕はなくてはならない要素です。
例えば、バンクロールを$1000ドルとして$10負けた場合、失った金額は100分の1なので、プレーヤーは精神的ダメージが少なく、次のゲームに移ることができるでしょう。
このように使える資金を設定することで、客観的に判断できるので気持ちが安定するメリットがあります。
ポーカーの資金管理方法📝
資金力や資金の管理方法は人それぞれ異なります。しかし、やるべきこととやってはいけないことは全員に共通しています。
まず、ポーカーで使える資金であり、最悪、失っても問題ない金額を決めましょう。
ここに生活費や支払いに必要な金額を含めたり、生活ギリギリの資金を用意するのはNGです。
また、用意した資金で負けてしまっても追加してしまえば意味がないので、負けてしまった場合はスパッと切り上げましょう。
次にやるべきことは、ポーカーというゲームを長期的に考えてバンクロールの管理を行うことです。
オンラインポーカーはルール上、ポラライズと言われ、ハンドの強さが極端に強かったり、弱かったりと変化の大きいゲームです。
1度や2度勝つくらいなら初心者にも可能ですが、勝ち続けるのはプロでも難しいということを理解しておきましょう。
💛長期的にプレーすることでゲームの期待値に近い結果が生じます。
バンクロールのタイプや考え方🌌
実際に資金の管理を行う際にはタイプを考える必要があります。このタイプとは、プレーヤーの目的や資金力、立場に応じて異なります。
最も極端なタイプで例えるなら、趣味や娯楽としてポーカーを楽しんでいるプレーヤーとポーカーで生計を立てているプレーヤーでは正反対のタイプとなります。
自分がどのタイプのポーカープレーヤーなのかを理解して、収入と目的に見合った資金管理が必要です。
例えば、ポーカーを娯楽として楽しむプレーヤーは、バンクロールから生活費などを払うようなことはせず、勝利金の10〜20%ほどを自分の最終利益としています。
なので、ポーカーで使うお金は生活費とは別で独立しているため、もしポーカーで負けたとしても、普段の生活に影響することはありません。
一方、ポーカーで生計を立てているプロのポーカープレーヤーの場合は、バンクロールから生活費や家賃などを全て賄わないといけません。
このように、目的によってタイプが異なり、一般的にカジノ初心者や趣味で遊びたい人は、自分の資金の範囲内でポーカーを楽しみましょう。
管理に関するサイズ基準✨
具体的なバンクロールに関してはサイズを基準に考えることが出来ます。サイズというのはいくつかの要素を用いて設定が出来ます。
参考までにプレーするオンラインポーカーの種類とスキル、テーブルのベット額からサイズを考えてみましょう。
❶ポーカーの種類
ポーカーには複数の種類がある上に、その形式もテーブルポーカーやビデオポーカー、ライブカジノ、トーナメントと様々です。
バンクロールのサイズもそれに合わせて変化しますが、より多くのチップが動くことになるトーナメントでは通常のカジノゲームよりも高めにバンクロールを設定する必要があります。
特にトーナメントは、プロのプレーヤーでも稼げない期間が長く続くこともあり、分散が大きくなるためバンクロールの変動も大きくなります。
❷テーブルのベットリミット
同じポーカーであっても、リミットやポットリミット、ノーリミットと大きく3種類に分けられます。
リミットであれば、資金の管理も比較的容易で、低リスクでプレー出来ます。
しかし、ポットリミットやノーリミットになると上限が高くなったり、無くなったりするのでバンクロールの設定額も高くなければいけません。
例えば、ノーリミットキャッシュゲームでブラインドが$0.01/$0.02でバイイン$2の場合、必要なバンクロールは$40〜$80、バイイン回数20〜40を目安にしてみてください。
プロであれば、この2倍のバンクロールを設定することをおすすめします。
❸ポーカーのレベルと経験値
ポーカーは実力が明白に結果に出るゲームと言われています。
スキルや経験値が高ければ勝率も上がります。経験者や上級者に比べて、初心者や経験の浅いプレーヤーは高いバンクロールを用意しなければいけません。
例えば、勝率50%ほどのキャッシュゲームプレーヤーやだとしたら、70%の確率で勝利するプレーヤーよりも大きなバンクロールが必要になります。
自分のスキルによって分散が大きいのか小さいのか判断し、バンクロールを決めましょう。
ポーカーの分散とは❓👀
ポーカーの分散とは、計算した期待値と実際の結果の差のことを言い、私たちがコントロールできるものではなく、運の要素と言っても良いでしょう。
例えば、トーナメントで平均月に$3000勝てるとしても、実際$5000負ける月もあれば、$10000勝つ月もあるということです。
この差やばらつきを分散と言い、ポーカーでは、この分散が大きくなりやすいのでバンクロールの管理が大切なのです。
その他のゲームの資金管理方法💡
資金の管理が大切なカジノゲームはポーカーだけではありません。
いくら経験を積んで、流れを掴めたり、正しい判断が出来ても外すときは外し、負ける時は負けてしまうのがギャンブルです。
そこで、自分の意思でコントロールできる資金面が非常に重要になります。オンカジでも人気のゲームを例にチェックしてみましょう。
📌バカラの資金管理
プレーヤー、バンカー、もしくはタイの3択で賭けるバカラの資金管理は様々ですが、忘れてはいけないのが、連敗もあり得るということです。
タイが当たる可能性は10%以下と言われており、基本的にはプレーヤーとバンカーの2択になりますが、それでも外れる時は外れてしまいます。目標利益と最大損失を決めてからプレーしてみましょう。
📌ブラックジャックの資金管理
プレーヤーのアクションがゲームを大きく左右する、ブラックジャックの資金管理も確認しておきましょう。
Blackjackはハンドによっては何を選択しても勝てないという状況が起こり得る運要素もあるゲームです。
流れやタイミングを見ながらベット額を変動させて負ける時は最小限に、勝つときは大きく勝てるような資金管理が出来るとベストです。
事前に知っておきたい注意点🚫
バンクロールの管理をする順番として、まずは自分のタイプを決めましょう。ポーカーをプレーする目的や使える資金を考えます。
それに続いて、ゲームの種類や自分のレベル、テーブルのベットリミットを基にプレーするゲームとテーブルを決めます。
最初はなかなか勝てないことも想定されますが、バンクロールを低めに設定して、練習を重ねながら少しずつスキルと経験値を上げていきましょう。
その過程でポーカーの勝ち方も学ぶことが出来るので、それに合わせて徐々にも高めに設定していくことで賞金も掴めるようになるはずです。
バンクロールの管理をするには、しっかりルールを守った上でポーカーを楽しみましょう。
よくある質問✋
ポーカーのバンクロールとは何?
プレーヤーがゲームで使える資金を管理、また管理することまでを含めて利用されています。
ポラライズとは何ですか?
強いハンドの時と弱いハンドの時の差が極端なことです。
資金を管理するメリットは?
ポーカーは、予想以上に損失が出ることがあり、しっかり管理することで精神的なダメージを最小限に抑えるメリットがあります。
バンクロールのサイズはどう決める?
サイズはゲームの種類やプレーヤのスキル、テーブルのベット条件などで決めます。
バイインとは何ですか?
ゲームに参加するために必要なチップのことで、テーブルによって最低バイイン(Buy−in)が設定されています。